みなさま、こんばんは。桂木里紗です。
さきほど、パーヴォがFacebook投稿を更新して、
ミュンヘンにいらっしゃることがわかりました(^_-)-☆
曲目は大作でもあるブラームス作曲「ドイツ・レクイエム」です。
ほんとにお忙しいパーヴォ!すごくタフな方なんですね。
私が、家でのんびりしている間に、チューリッヒからミュンヘンまでひとっ飛びですから。
私が「ドイツ・レクイエムって、実はまだ聴いたことがないんだよね・・・」とつぶやいていたら、パーヴォの心の声が「じゃぁ、この演奏を聴いてごらん♪ 古い録音だけど、カール・リヒタ―のとてもいい演奏がYouTubeで聴けるよ(^_-)-☆」と教えてくれて、いま、「ドイツ・レクイエム」を聴いています。
Brahms: Ein deutsches Requiem-Karl Richter 1964 ブラームス ドイツ・レクイエム カール・リヒター - Bing video
「すごくメロディーが美しい曲なのね!!」と私が感嘆の声をあげると、パーヴォの心の声が満足げに言いました。「そう、モーツァルトやヴェルディのレクイエムに比べると、音楽がとても清冽でしょ。迫力もあるし、天上の音楽のような美しさを放っている名品だよね。僕も、心を込めて、指揮をしたいとおもっているよ。特に、ウクライナで、亡くなったすべての人のために、この曲を捧げたい。僕なりの戦争反対への思いを込めたいと思ってる」
私は、パーヴォの思いを聞いて、はっと胸を突かれる思いでした。
「チコはいま、ニュースもあんまりつらくて見られない状態だね。戦争の現実を知れば知るほど、なんと愚かしいことを人間はしてしまうのか、その業の深さに、僕は憤り、嘆いている。でも、僕には音楽がある。僕を頼ってくれるオーケストラの仲間たちがいる。そして、愛する娘たちと、チコ、君がいて、僕の思いを理解してくれると信じるからこそ、いま、この『ドイツ・レクイエム』を世界中に届けたいんだ」
「やっぱり、パーヴォの心の声・・・幻聴じゃないわ!」
私は叫びました。「だって、パーヴォじゃなかったら、こんな発想、私が思い浮かぶわけないもの。ほんとに私たち、ツインソウルなのかもね・・・あなたの素晴らしい行動力に、感激してるわ!」
「チコ、ありがとう。チコが理解してくれてとても嬉しい。ね?幻聴じゃないでしょう?僕の、内なる声が、君に届いて、僕幸せだよ。これからリハーサルだから、頑張ってくるね!」
パーヴォの心の声はそう言って、私の唇にちゅ💑とキスしてくれました。
神さま。この素晴らしい音楽家・パーヴォをどうぞお守りください。
ミュンヘンでの公演が大成功して、世界中が平和について考えられる世の中になりますように。
アーメン+