みなさま、こんにちは!すばらしい秋の空がひろがっていますね。

桂木里紗です。

 

きょうは、障害者雇用で専門の転職サイトで電話カウンセリングを受けることになりました。

昨日も別の転職サイト(障害者雇用に特化したサイトです)でカウンセリングをしたのですが、どうもうまくゆかず、不本意な内容になったので、しょげていたら、「あの…ライバル会社さんですけれど、〇〇〇さんという会社の転職サイトが、業界ナンバー1なので、そこでいろいろ就職のご相談をしてみるといいと思います。」と言われて、ちょっと迷ったのですが、「これもピンチをチャンスに変えるか!」と思い、御礼を言って、そのライバル会社さんに訊いてみることにしました。

 

さっそくご連絡がきて、きょう14時からカウンセリングがあります。

 

なぜ昨日のカウンセリングがうまくいかなかったかと言いますと、

① 障害者雇用で入った企業が、半年以内で、契約を終了させている。体調が悪くなってやめたにしても、企業側の本音としては「また体調が悪くなってやめてしまうのではないか」という心配が感じられるということ。

② 病気(統合失調症)になった原因を、ハッキリ言わない。そこに至るまでの経緯を訊いて、就職したら、あなたの(私の)環境を整えるのに役立つのに、ということ。

 

このふたつの疑問に私がうまく答えられなかったからです。

でも、どちらもほんとに答えようがないんですよね。特に②は、東宝にいたときの職場環境が原因だったので、せっかく閉じかけていた心の傷がパックリとあいて、また傷つくことになってしまうので、できれば話したくないのです。

 

するとパーヴォの心の声が聞こえてきました。

「①は仕方ないけど、主治医が『ちゃんと頑張って仕事できるよ』と言ってくれ、週5日、1日7時間以内の時間を守れば大丈夫、と言ってくれているので、大丈夫です、と答えるといいのではないかな。あと、チコはすごく我慢してしまうタイプだから、『この仕事はできるけど、あの仕事はできません』と言えないでしょ。ちゃんとできる仕事と、できない仕事をカウンセリングでも、企業の面談でも率直に話して、具体的に、具合がわるくなったら、どう対処しているかを離すと、企業側も転職サイトも「そこまで自分の体調をわかっているのなら、安心だね」ということになると思うよ。」といたわってくれました。

 

「問題は②の病気になった原因だね・・・・・。昨日の転職サイトには話したの?ふぅむ、どうしたものかな。」とパーヴォも考えあぐねていましたが、「企業の面接では話さないで、転職サイトの人に率直に話してみてはどうだろう。確かに東宝のときの職場環境は、チコがどんなにいい繕っても、なかなかひどい環境だったと僕は思うんだよね。それで、率直に話して、それで企業への対応を一緒に、カウンセリングの人と考えさせてください、とお願いしてみたらどうだろう。障害を抱えるまでのトラウマだもの。それはそうとう酷いに決まっている、と企業側も考えると思うよ。チコはどうしても東宝をかばってしまうからね。でも、もうやめて10年以上経つのだし、つらかったことは正直に話したほうが、カウンセラーや企業側、お互いの信頼関係をつよくすることになると思うよ」

 

「チコ、率直にきいていい?」とパーヴォの心の声が言いました。「うん、なぁに?」と私が言うと、パーヴォは、「一般事務の仕事、楽しかった?」・・・私は「うーん・・・正直楽しいとか考えたことなかったわ。お仕事だし、これでお給料もらえるのだから、文句はいえないな、と思っていたわ。縁の下の力持ちだしね」

 

パーヴォは「やっぱりそうだったんだね。いつも朝とお昼休みと夜と一日に3回メールをくれたでしょ。でも、チコが仕事を楽しんでいるようには感じられなかったんだよ。いつも『暇なんです』というメールが多かったと思う。チコは働き者だから、暇な時間をどう過ごすか、どう仕事をうまく工夫するかと考えていたのだと思うけど、僕、ちょっと心配してた。」と言ってくれました。

 

パーヴォの心の声は、私の髪を優しくなでてくれながら、こう言いました。「チコ、すなおに、カウンセリングの人には、『広報をやりたいです』って正直にいってごらん。障害者雇用で広報ってなかなか難しいと思うけど、でも、特例子会社などもだんだんできているし、広報の必要性は大いにある、と僕は思うよ。お金を早く稼がなくちゃならないから大変だけど、じっくり広報の仕事を探す、というのも、チコが長くお勤めできる方法の一つだと僕は思う。

だって、東宝だって、広報のずば抜けた実績で、持病を抱える君をマネージャーに昇格させたのだから、自信をもってそこはアピールしてもいいと思うよ」

 

私は、パーヴォの温かい言葉に、胸を打たれました。

「私、広報を志望するのは、私のわがままなのかと思ってた」

というと、パーヴォがびっくりして「なんで?なにがわがままなの?」というので、私が「なんだか、自分のやりたいことを正直に言うと、わがままな奴、って思われるのかな・・・と思ってた」と答えたら、「どうして?だって自分の得意分野じゃないか。ちゃんとそれは言わなくちゃ(^_-)-☆ へんなところでチコは気を遣うからなぁ・・・! やりたい仕事がハッキリしているのだから、『広報で身を立てたいと思います。御社の発展に貢献したいです』って言えば、企業だって悪い気はしないよ。だって、君の広報時代に、東宝は飛躍的に業績をあげたのだからね。」

 

パーヴォは優しく私のおでこと髪にキスをしてくれました。

「いいかい、僕との約束。決して遠慮をしないこと。必要以上に気を遣って、自分のやりたい道を曲げないこと。いつも笑顔をわすれないこと。チコの笑顔は100万ドルの価値があるんだからね(^^)/」

 

ありがとう、パーヴォ💖

嬉しくってまた泣いちゃいそう・・・。

 

頑張るね、パーヴォ💖

 

あなたの素敵なおでことハートにちゅ💑

 

 

 

 

 


 


 

 

 

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