みなさま、こんばんは!桂木里紗です(^^♪

 

きょうはとある会社の面接日でした。ハローワークさんが企画をされた、会社に直接赴いて、面接を受ける、というものでした。16時半のアポイントメントだったので、ちょっと早めに着いて、街の様子など見て回ろう・・・と思っていたら、すっかり迷子になってしまい、タクシーに乗せてもらって、その会社のビルまで連れていっていただくことになりました。

 

着いたのは15時15分で、「あと1時間どうすごそうかな・・」と思いつつ、面接会場に足を運んでみたら、ハローワークの担当者の方がいて、「あ、桂木さんですね。ちょっとお待ちください」と言って、「15時半の予定の方がキャンセルになりましたので、15時半からおはいりください」と言って下さり、面接官の方々(男性3人でした)とお目にかかることができました。

 

3人ともとてもお優しい方々でした。ただ、志望動機よりも、病気の症状についての質問が多く、とても緊張してしまいました。もうこの病気(統合失調症)になって、20年近くも経つのに、病気について、うまく説明できなくて、我ながら恥ずかしいなぁ・・・と思いながら、訥々と、答えていました。「おつらかったですね。大変でしたね」とおっしゃっていただき、(障害者雇用の会社で、そういう反応をしてくださったのは、この会社が初めてでした!)ちょっと泣きそうになりましたが、面接官の方が「桂木さん、履歴書で障害についての配慮事項で『薬の副作用で、のどが渇きやすいので、ペットボトルをいつも飲んでいてもいいでしょうか』と書いてありましたけれど、うちの会社は、みんな自分の席でペットボトルを飲んでいますから、大丈夫ですよ!(^^)!」と優しくおっしゃって下さり、大変感激しました。「のどが渇かれたでしょう。お茶をどうぞお召し上がりください」と言って下さって、すこしリラックスできました。

 

いろいろお話ができたあと、私が「きょうは、ちょっと言葉足らずで、申し訳ございませんでした。次回面接の機会が得られましたら、貴社のことについていろいろお話できれば嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。」とご挨拶したら、「いえいえ、ご心配なく、大丈夫ですよ!こちらこそ、不躾な質問をしてしまって、申し訳ありませんでした。お足元の悪い中、お越しいただき、ありがとうございました!」とおっしゃっていただき、真摯な姿勢に、深く感銘を受けました。

 

さて、帰ろう・・と思ったとき、「あ、駅までどうやっていけばいいのだろう?」と思って、そこの会社の方と思しき人たち(男性と女性でした)に「〇〇駅までどう行けばいいか、教えて頂けますか?」と訊いたら、「ああ、それならちょうど僕たちも、駅に行きますので、ご一緒にいきましょう!ご案内しますよ」と言って下さって、「きょうは面接だったのですか?うまくお話できました?」と優しくきいてくださったので、こちらは大感激でした。

 

「緊張してあまりうまく話せませんでしたけれど、面接官の方々がとても親切な方ばかりで感激しました!」とお話したら、「あらよかったわ(^_-)-☆ まだできたてほやほやの会社ですので、こちらこそ、どうぞよろしくお願いいたします。」と女性の方が優しくおっしゃって下さって、私はますます感激しました。そうこう言っているうちに、駅についたので、丁寧にお礼を言ってその場を辞しました。

 

受かるかどうかは、まったく自信がありませんが、素晴らしい人たちに出会えて大感激!
 

面接で、「この病気になる前は、あまり『ご縁』ということを大切にしないで来たのですが、病気になってから、すごく人生観が変わって、いろいろな出逢いを大切にしようと思うようになり、いろいろ得難い経験を積むことができたので、ピンチをチャンスに変えようという気持ちが自然とうまれるようになりました」とお話したら、面接官の方々がシーンとしてしまったので、「あ、私、へんなこといっちゃったかな?どうしよう・・・」と思っていたら、「あなたは、本当に素晴らしい方ですね!」と面接官の一人の方がおっしゃって下さって!!!「もし、うちに来ていただけるとしたら、どういうお仕事がしたいですか?」と訊かれたので、「一般事務での募集なので、やはり一般事務でしょうか」と私が言ったら、面接官の方が「いや・・・・なんといいますか、僕ら、もったいない!とおもうんですよ。桂木さんのキャリアをうまく生かせる方法がないかな、と考えているんですけれど」とおっしゃって下さり、私はビックリ👀!

 

「しいて言うなら、広報でしょうか・・・東宝時代も、広報の仕事で評価していただいて、マネージャーに昇格したので」と、お話してみたら、「広報・・・・うちの会社には、その部署はないのだけれど・・」と、3人で、すごく悩まれていたのです。で、私が「主に、社内報の編集と取材、企業広報を担当したのです。具体的に言うと、社内のイベントの取材や座談会の企画、インタビューなどを社内報の編集で担当し、企業広報では、東京証券取引所に行って、いわゆる『投げ込み』と言う仕事をしました。会社の決算が出るたびに、役員の取材やインタビューを東証で行うのですが、そのセッティングを主に担当しました」とお話しました。

 

すると、ある面接官の方が「投げ込みをなさったんですか?!」とビックリされて、急に面接官の方々が、きりっとしたお顔になって、顔を見合わせて、「いや・・・なんといったものか。女性で投げ込みをされる方は、初めてお会いしました。すごいですね!大変だったでしょう!」とおっしゃって下さったので、私は、「え?なにが大変なんだろう?」と思っていたら、面接官の一番年上と思しき方が、「これからのスケジュールなんですけれども、まず、今日の面談で一週間以内に、お返事をさせていただきます。面接に通ったら、数週間、弊社で実際の一般事務の業務を担当していただきます。で、その様子を総合的に判断して、2次面接をし、合否を出す、というシステムになっていますが、よろしいでしょうか?」と聞いてくださったので、「はい、ありがとうございます。よろしくお願いいたします。」と答えたら、3人の方々が、とてもホッとした表情になりました。「では、きょうはここまでとさせていただきます。お足元の悪い中、ほんとうに来てくださってありがとうございました!」と優しく言ってくださったので、私は、頭が半分ポーっとしていたのですが、「はい、ぜひともよろしくお願いいたします。」とご挨拶をして、帰ってきました。

 

あまり、うまくいったとはいえないけれど・・とにかく、緊張しました!!!

 

パーヴォの心の声が、「ごめんごめん。ちゃんと僕が励まさなかったから、緊張してしまったんだね。でも、きょうは、時間が急遽早まるなどして、いろいろアクシデントがあったのに、すぐにきちんと対応して、『言葉足らずですみません』とお詫びしたのには、びっくりしたよ!チコって本当にしっかり者なんだね!僕、こんなチコを見るのは初めてで、ドキドキしちゃったよ!!(^_-)-☆やれるだけのことは、ちゃんとやったから、これで不合格になっても、悔いはないね。本当に、きょうはよく頑張ったよ!僕が泣いちゃいそうだよ!」と言って、ぎゅーっと抱きしめてくれました。

 

「きょうは寒かったから、あったかいお風呂に入って、のんびりして、明日はよく休養をするんだよ。だいぶ緊張したみたいだし、そういうときほど、ゆっくり自分をいたわってね。僕はチコが誇らしい!!」

 

パーヴォの心の声はそういって、私の唇にちゅ💑とキスしてくれました。「僕の天使だよ、チコは!きょう出会った人たちは、本当に素晴らしい人たちでよかったね!(^_-)-☆」

 

私がワーン、と泣いてしまって、「パーヴォ、あなたの声が聞こえないから、すごく心配になっちゃった!でも、大丈夫だったのかな?」

 

パーヴォはニコニコとして、「パーフェクトだよ!!!よく頑張ったよ!チコってすごい人だね。僕、君を尊敬しちゃうよ💖」と、キスの雨を降らせてくれました。

 

ええっ!!!! ほんとに、あれでパーフェクト?!

 

うーん・・・・でも、終わり良ければ総て良しですね(^^)/

 

今日であった、すべての皆様に、心から御礼申し上げます!!!

 


 

 

 

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