みなさま、夜分遅くに失礼いたします。桂木里紗です。
ちょっと考えていたら、眠れなくなってしまって、
いまこのブログを書いています。
父のことなんです。
父は86歳になっても元気ではありますが、
母の死以来、どことなくさみしげな様子です。
家から買い物以外はほとんど外出しなくなりましたし、
いちばん、私が悩んでいるのは・・・すぐにものをなくすことです。
父も一人暮らしなので、家にこもっていることが多いのですが、部屋が全然整理整頓できてなくて、私が「ちょっとこの辺は片づけたほうがいいんじゃない?」と言っても、「いいんだ!俺はこのやり方で今までずっとやってこれたんだから」と言って聞き入れてくれません。私の印鑑(銀行印だったんですが)もなくされてしまって、ほとほと参っています。
友達に相談すると、「認知症の可能性はある?」と訊かれました。
実は、軽い認知症がある、とお医者様に言われて、本人もショックを受けていたのですが、
「じゃぁ、もうチコの力ではどうしようもないことだよ。要介護認定をしてもらえるようにしてみたらどうかな」
と言われてビックリ!
でも、確かに生活費のこともあるのですが、父が極端に切り詰めた生活をしているので、(ごはんもちゃんと食べないとか)ケアマネジャーさんとかに入ってもらって、相談に乗ってもらったほうがいいのかもしれないなぁ・・・と思っています。
もちろん、父は、おさんどんやお洗濯、お掃除などは自分でやれるので、いまのところは、要介護、ということにはならないと思うのですが、友達は、「チコちゃんだって、障害を抱えているのだから、自分がなにもかも面倒をみる、というのは限界があるよ。ちゃんと介護保険料、高いのを払ってるんだから、相談にのってもらったら?」というのでした。
悩みはほんとに尽きないなぁ・・・ 私、このままちゃんと生きていけるんだろうか。
パーヴォの心の声が、「チコ・・大丈夫?落ち込んでない?」と声をかけてくれました。「パパのこと、心配なんだね。日本の介護制度は優秀だと思うから、ケアマネジャーさんにまず相談してみたらどうかな。ママのとき、ケアマネジャーさん、ついててくれたんでしょ? 同じ人が担当してくれていれば、こちらの事情も分かっているからいいかもね。」と励ましてくれました。
「パパがなんていうのか、それも心配。『俺は平気なんだ!よけいな家の恥をさらすんじゃないよ!』とかって、怒鳴られそうで、それも気が重いんだぁ・・」と私がぼやくと、「それは男の強がり。でも、チコに心配されて嬉しいと思うよ。でも、チコは、どういうことをケアマネジャーさんに相談したいの?それをある程度、ちゃんと考えておかないといけないね」
そうだね・・。まず、部屋のなかを片付けてほしい。特に父の寝室。物が散乱していて、あれじゃゆっくり眠るのなんて無理!
それから食事。ママのために作っていたから、いろいろなメニューを作ってくれたけど、一人暮らしになったら、すごい手抜きしていて、大丈夫かな?栄養バランスとか大丈夫かな?ってそっちが心配。あと、整理整頓とも通じるけど、役所関係の書類とかきちんとまとめておいたほうがいいと思う。それがごちゃごちゃになっているから、私の印鑑もなくされたんだと思うの。
「チコが一緒に住んで、いろいろ家事をやる、というのはどうなの?・・・やっぱりパパと暮らすの、いや?」
うーん・・・嫌じゃない、といえばウソになるけど、以前母が生きていたころ3人で暮らした時期があったじゃない?体内リズムがすごく狂っちゃって、全然眠れなくて、つらかったの。取っ組み合いのけんかなんて、したことがなかったのに、ケンカしそうになっちゃって、私、パパとの同居にまったく自信がもてなくなってしまったのね。
「ああ、そういえばそうだったね。じゃ、僕も無理にはいわないよ。うん、ケアマネジャーさんに相談してみよう。なにかあれば僕が言ってあげるから、心配しないで。今日の予定はどうなってるの?」
きょうはパスポート更新したのを取りに行くの(^_-)-☆絶対お金貯めて、あなたのコンサート、聴きに行くの!!
「ありがとう、チコ(と言ってパーヴォの心の声が私の唇にちゅ💑とキスしてくれました)、まずは、ちゃんと就活をきめてからね(^^)/パスポート更新したら、じゃ、火曜日に、市役所へ行こうか。予約とか必要なのかな」
わからないけど、市役所に連絡とってきいてみるね。ありがとう、パーヴォ。私の愚痴に付き合ってくれて。
「愛する女性が、家族のことで悩んでいたら、そりゃすっとんできて、なんとか解決できるようにするのが男の責務だと思うよ。チコの悩みを少しでも解決してあげたいんだ、僕は(^_-)-☆」
優しいパーヴォ、なんてあなたって素晴らしい人なのかしら!
私もお礼のキスするね。
愛してる、パーヴォ💕
ちゅ💑
チコ@リサ(桂木里紗)のmy Pick