みなさま、夜分遅くにすみません。桂木里紗です。

「千と千尋の神隠し」が帝劇で舞台化されると、先ほど知って、

とっても幸せな私です。

 

「泣いたカラスがもう笑ったね(笑)」とパーヴォがクスクス笑っています。

「やっぱり君は東宝が大好きなんだね。そして帝劇も♬」

 

「もう90周年になるんだね!私がオバサンになるわけだわ(笑)」と私が苦笑いすると、

「『風の谷のナウシカ』が、菊之助さんで演舞場でかかったから、帝劇の話も自然にきまったのかもね」

とパーヴォが嬉しそうに言いました。

 

「『千と千尋の神隠し』は、君にとってもすごい思い出のある作品でしょ?『宣伝費、倍にしてください』事件で、僕、笑っちゃったよ。

君って、気に入った作品があると猪突猛進で、大宣伝するでしょ。 一番向いているの、やっぱり宣伝・広報ウーマンなのかもしれないね。」

 

千尋の役がダブルキャストですが、上白石萌音さんというのもポイント高いですね!(^_-)-☆

「舞妓はレディ」以来、彼女の歌も素朴な魅力も大好きなので、ぜひぜひ公演が成功されることを祈っています(^^)/

 

カオナシやハク、湯婆婆たちがどう舞台で登場するのかもすごく楽しみだし、音楽も久石譲さんの音楽を使ってくれるのかな・・とか、気になることがいっぱい!!!

 

舞台 千と千尋の神隠しSpirited Away (tohostage.com)

 

 

「僕も見たよ、『千と千尋の神隠し』。僕も宮崎駿監督の世界観に圧倒された!舞台でやったらすごい迫力だろうね。一緒にチコと見に行きたいな💕」とパーヴォの心の声も、すっかりゴキゲンに(^^♪

 

「嬉しいのはね、東宝は映画と演劇の会社として、みなさんに知られているけれど、意外に企画の上で、相互交流が少なかったの。でも、『千と千尋の神隠し』 でそれが実現するのが嬉しいし、これをきっかけにして、映画の企画も演劇を意識した広い視野に立ったものが増えてくるだろうし、スケールの大きな企画が生まれやすくなるだろう、ということが想像できて嬉しいのね」

と私が言うと、パーヴォは「チコの慧眼だね。随分前から考えていたの?」と訊いてくれたので、私が「うん。みんなそう思っていたと思うけど、なかなか実現が至らなかったの。だから今、すっごくうれしいの!\(^o^)/」

 

パーヴォの心の声がブルーの瞳を潤ませて、私を抱きしめてくれました。

「よかったね・・チコの想いも、みんなにわかってもらえたんだね。だから『千尋』が舞台化できるに至ったんだね。」

そして、私の髪を優しくキスしてくれました。

 

「チコ、何事も、すぐには実現できないことが多い。でも、そこで腐らずに、理想を訴えていくと、賛同してくれる仲間達がついてきてくれるんだよ。パルヌ音楽祭もそうだった。初めは絵空事だと言われたけど、いま、すっかりエストニアの夏の風物詩として、定着したしね。チコも、何事も焦らずに、自分の理想を語ることが大事だよ。初めは、笑われたり、『そんなこと、できるわけないだろ』と言われるかもしれない。でも、そこで諦めないで、理想を語り続けることを忘れないでね(^^)」

 

パーヴォの優しさの中に秘められた情熱をみたような想いがしました。

私は、パーヴォのほっぺにキスをしました。

「パーヴォ、あなたって本当に素晴らしい人ね!凄く感動したわ!」

パーヴォが私の唇にちゅ💛とキスして、

「僕たちの関係もそうだよ。ずっと一緒にいたいということを、みんなに訴えていく。そうすると、理解者が現れるからね(^^)」

 

気が付くと、二人でずっと抱き合っていました。

パーヴォの優しさに触れて、至福の幸せを感じる私でした・・・。