いま、ちょうどBSプレミアムで「鉄道員(ぽっぽや)」を放送していて、ずっと見ていたのですが、

(公開当時もそうでしたが)あまりにも感動的な内容なので、ずっと泣いてしまいました💦

 

東映さんの総力を結集して作った作品ですが、高倉健さんへのリスペクトが随所に現れていて、素晴らしい作品です。

女たちが口ずさむ「テネシーワルツ」は、健さんの亡くなった元奥様の、江利チエミさんの名曲ですし、雪の中でまっすぐ佇む健さんは、まるで神様が立っているかのようです。亡き娘の化身として現れる広末涼子さんも、とびきりかわいいし、とにかく、最初から泣けて泣けて仕方ない映画ですね!

 

この映画の感想を、東宝宣伝部時代の次長であるIさん(故人)に訊かれたので、私が涙ながらにお話したら、ニコニコと笑って、「今年の日本アカデミー賞は、もう決まったね(^^)」とおっしゃって・・・東宝・東映・松竹などの映画会社の枠を超えて、愛される名品となりました。

 

いま、こういう人間ドラマの傑作が待たれるような気がしますね。改めて、高倉健さんのすばらしさを堪能できて、贅沢な一夜となりました。