みなさま、たびたびこんばんは(^_-)-☆ 桂木里紗です。
きょうは、というか、昨日も見たのですが、渡辺謙さん・豊川悦司さん共演の「逃亡者」を見てました。もともとは外国のテレビシリーズをハリウッドで映画化したものを日本に翻案したものですが、いやいや、テレビドラマではもったいないほど、サスペンスと迫力に満ちた傑作になりました(^_-)-☆ アクションシーンも、謙さん、豊川さんいずれも激しい演技をものともせずにやってのけるので、「日本男児、ここにあり!」という感じで、誇らしく思いました。ミステリーの要素もうまく盛り込まれていて、亡き妻を殺したのは誰なのか、謙さんが流浪の末にたどり着く、衝撃の真実が、胸を打ちます。個人的には、原沙知絵さんがすごく素敵なクールビューティーの捜査官を演じていて、これはこれで、スピンオフしてほしいくらい、ハマり役でしたね!久しぶりにテレビドラマの域を超えた、傑作アクションとしてみることができました。
「クラシック音楽館」のほうは、ずっと続いている、「ベートーヴェン250プロジェクト」の一環で、いよいよ「第九」の神髄に、広上淳一マエストロと、稲垣吾郎さんが迫っていて、これはこれでとても面白い内容になりました。パーヴォの師である、バーンスタインの「第九」を見ながら、「すべての人々は兄弟になる」というシラーの詩が、いかに大きな位置づけをなしているか、広上さんの楽しい解説でよくわかり、改めて「第九」はあらゆるクラシック音楽の中でも、随一の傑作なのだと思いました。
一応「クラシック音楽館」のほうは録画してあるので、後日ゆっくり拝見したいと思います。
テレビ番組も、誠実さと真摯さをもって制作すれば、すばらしい傑作がどんどん誕生できるのだということを、思い知らされた一夜となりました!