怖い思いをせずに楽しい頃合いの水量。相変わらず素晴らしい渓相。終盤核心部をリピートした。
望み通り頃合いの水量に下がってくれた。プットイン地点の河原に降りてみると、ビーチが広く、水量が結構少ないことに気がつく。
序盤は、感覚では20t台の流量。テイクアウト地点で永瀬ダム流入データの半分くらいの30tくらいの感覚。
中盤に、ちょっと驚かされるようなポワオーバーのドロップがあって、終盤の核心部に向かって、瀬の強度とモチベーションが上がってくる。
終盤、といってもコース1/3くらいを占める核心部。初回はかなり水量が多かったせいもあって、終わらない瀬の連続に心が折れそうになるのを堪えた記憶があるが、今日の水量だと、精神的に追い込まれるようなことはない。
しかし、畳み掛けるように続々と瀬が現れ、果てがないように感じた。
今回はボートから降りてスカウティングをするということはせず、前回の記憶を元にどんどん瀬をこなしていった。
核心部が終わったところが、もうテイクアウト。途中、同じ黄緑色に塗られた橋や、核心部の出口と似た岩場景色があったりして、ようやく終わったと思ったら再開するという具合。
ようやく現れる真新しい黄緑に塗られたクラシカルな橋がテイクアウト。この先すぐに岡の内堰堤のバックウォーター。
上がった時にはまだ10時台。同行者にお願いして終盤核心のみリピート。別のクリークボートボートに乗り替える。4番入渓口の階段から核心部の頭にある瀬の直上に降りられる。
同じコンディションで乗れたことで、ボートの違いがよく体感できた。しかし、瀬の形が頭に入ってしまったため、面白味は半減。
[当日のデータ]
水量:永瀬ダム流入56.5t
プットイン:木床第二トンネル上流左岸
テイクアウト:日の出橋下流スロープ
距離:9km
高低差:115m
時間:1時間
グレード:3.5級
ボート:クリークボート