水量多いと核心部がハードに。期待していなかっただけに満足度大。 島1.07m,大野ダム放流48.5t
水位計がなく、由良川本流の島の水位から大野ダム放水量を引いた感じでここの水量をイメージ。十分に水量あると判断して来たが、ザラ瀬のプットイン地点付近がそれなりの水深があり、今回は水量が多いことを示している。
基本的には狭くて浅いスティープクリーク。ほとんど残雪は消えていたが、雪で倒されたのかまだ葉がついたようなま新しい倒木が何本も流れを塞いでいる。
この日はなんとかルートがあったが、増水で動いてしまうとストレーナー化する恐れあり、当分注意が必要になる。岩に引っかからないように注意しながらも落差のある瀬をテンポよく進む。
核心部の長さは美山川唐戸の数倍。この狭い川としてはかなり大振りな瀬が3つほど続く。
特に最後の瀬は、岩盤の狭い間を落差を伴ってクランク状に三段落ちしており、途中のボイルに弄ばれ、沈してしまいそうになったがなんとか切り抜ける。
核心部を過ぎると程なくテイクアウトとなる。右岸に2つめ小屋を見つけたところが上陸地点。
テイクアウトへ車で降りるのは増々困難に。斜度の強いコンクリの上に枯れ葉が積もり苔が生えている。今回はそこまで降りずに車を上の方にデポした。
唐戸との二本立てだったが、水量さえあれば、ここを二本やったほうが面白いだろう。
【当日のデータ】
水量:島1.07m,大野ダム放流48.5t
プットイン:今井採石場下
テイクアウト:京丹波町篠原
距離:3.5km
高低差:18m
所要:0.5時間
グレード:3.5級
使用艇:クリークボート