馬瀬川ダウンリバー 2021.06.05 | TM's リバーカヤック・SUP ログ

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川のカヤック、SUPの記録
【免責事項】川でのパドリングは、自然・人工の危険があり、命に関わる可能性があります。内容は経験と技術により実現されるもので、これを参考にするのは適切ではありません。内容は個人的なもので、勤務先や所属団体に関わりありません。

グッドコンディション。丁寧にスカウティングすればリスク回避が可能な程よいグレードのクリーク。 岩屋ダム流入68-65t


前日の雨も止んで半日が経過。水量が一気に落ちていく中、美濃の道の駅に集合してから行先を決定。板取川にはまだ多過ぎ。亀尾島や吉田も良いが、せっかく良い水量になったので馬瀬川へ。

長良川を遡って吉田川に入りさらに上流へ、一時間ほどのドライブで飛騨清見のプットインに到着。正午には水面に出た。プットインからしばらくは、穏やかに緑のトンネルの中をせせらいでいる。

 


森の中を進むと次第に大きなドロップが出てくる。

 

 


見通しの悪いところは、キチンとスカウティングして、確実にクリアしていく。

 

 

 

 


やがて前半の核心部に到達。左ルートは、最後でアンダーカットの大岩に真っ直ぐ当たっているので論外。右ルートは、今回は水量あるので、岸寄りに大外回りする必要なく、流れが一番厚いところをシンプルに行く。

 


最後はアンダーカットの大岩側面をかすめるが、ボイルが十分に返っており、泳いで潜り込まない限り大丈夫。皆スムーズにクリア。

 


キャンプ場に近づくにつれ、少しづつ開けてくる。

 

 

 

 

 

キャンプ場手前に、右岸がブロック護岸のシュート。入口からは見えないがメインの流れに消波ブロックが入っており、危険なので左の傍流を通りクリア。

 


キャンプ場直下のドロップを今回はスカウティング。右カーブをアウト側大回りでルート取りすれば問題ない。


しばらく進むと、岩がゴロゴロ入り左右に別れた落差のある瀬が現れる。前回同様、見通しの良い右ルートを通り選ぶ。密度高く詰まっている瀬で、ホールやポワオーバーはあるものの十分避けられる。反対の左ルートは、入口直下に岩が入って高いしぶきが上がって不穏な形相。魔が差してそっちを選ばないようよく記憶しておかねば。状況によってはこの瀬もスカウティングしたほうが良いだろう。



後半最大のドロップは、前回より流れが真ん中に集まったようで、右岸ベタのチキンルートが無い代わりに、ど真ん中のルートはかなり取りやすくなった。

 

 


国道257号線が長いかおれトンネルを抜け、川を渡り右カーブしたところから始まる最後の長い瀬。

 

 


スカウティングするほどでもなく、最後は気持ちよく一気に行こうと入ったが、瀬の中ほどの右寄りにあるキーパーでひとりが捕まって沈脱。無事に回収し残りは気持ちよくクリア。

 

 

 

 


フラットになり視界が広がる先に橋が見える。橋の直前、右護岸の階段からテイクアウト。車は橋を渡って左岸にデポしてある。

 

 


【当日のデータ】
水量:岩屋ダム流入68-65t
プットイン:パスカル清見
テイクアウト:馬瀬川上工事中トンネル下流
所要時間:4時間
距離:13.5km
高低差:176m
グレード:3.5級