宇治川リバーSUP 2021.04.11 | TM's リバーカヤック・SUP ログ

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川のカヤック、SUPの記録
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水量は少ないが、瀬下りはかえってメリハリがあり楽しめる。水深も問題無かった。両岸の菜の花に癒やされた。 天ヶ瀬ダム放流18.2t, 宇治0.88m


春の晴天。桜は先週で終わってしまったが、新緑が美しい。9時集合でプットイン地点に着いたのは10時。駐車場の空きがラスト1台だった。ウォーキングや釣り客が多く、1人デイキャンパーまで居る。


少し上流に歩いて、整備されたスロープを降りて水面へ。ダム直下の勢いのある流れで少しウォーミングアップしてスタート。


ダム直下は異様に羽虫が多かった。

 


宇治川ラインは水深が無い分、流れが狭いので、ルート取りの楽しみがある。

 

 


両岸新緑のV字谷を抜けると、塔ノ島が見えてくる。

塔ノ島は平等院の脇にある中洲。ここで一旦上陸。桜が終わったせいか、人出は多くない。水路を眺めながら抹茶ソフトを楽しむ。客数は少なそうだが遊覧船が運航しており、その脇ではドラゴンボート?を練習しているグループも。



再び漕ぎ出すと、右岸すぐの放水口から勢い良く流れがでて来ている。

 


宇治橋は浚渫されたようで、流れは右岸寄りを真っ直ぐに抜けていて、そのまま進めば問題無い。


宇治橋を過ぎると、工場と住宅地の街の景色に変わる。


かなり流れが変わっており、かつてのフィンヒットするような極端な浅瀬や、流れの中にある流木、嫌らしいエディラインなどは消えて、かなり下りやすくなっている。

 

 


両岸には菜の花が咲き乱れていた。釣り人の姿が途絶えない。


それなりに変化のある瀬を楽しみながら、程よい流れに乗って進む。


向かい風の時もあったが、あまり漕がされる事もなく観月橋に到達。


ここからテイクアウトまでは長い瀞場。期待していたヌートリアには出遭えなかったが、運良く風にはあまり吹かれなかった。産業遺産の澱川橋梁に三栖閘門、左岸でアクロバティックで舞うラジコンヘリを眺めつつ、苦もなくテイクアウトに到着。

 


少な過ぎると思って避けていた水量だったが、かえって瀬にメリハリがあって楽しめた。SUPツーリングに最適なコースであり、水量だった。

 


【当日のデータ】
水量:天ヶ瀬ダム放流18.2t, 宇治0.88m
プットイン:天ケ瀬ダム下右岸志津川合流
テイクアウト:右岸新高瀬川合流京大防災研究所前
距離:10.5km
高低差:23m
所要時間:2.5時間
ボート:インフレータブルSUP(STARBOARD INFLATABLE RIVER 10'11")
グレード:2級