那賀川アッパー北川歩危峡ダウンリバー 2020.10.26 | TM's リバーカヤック・SUP ログ

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川のカヤック、SUPの記録
【免責事項】川でのパドリングは、自然・人工の危険があり、命に関わる可能性があります。内容は経験と技術により実現されるもので、これを参考にするのは適切ではありません。内容は個人的なもので、勤務先や所属団体に関わりありません。

迫力のドロップがいくつも。しかし(ポーテージした中枢の大ドロップを除けば)プレイボートでも下れるライトクリーク。水量が少ないと思ったが、前回より快適に楽しめた。長安口ダム流入からコンディションを読み取るのは困難。 長安口ダム流入59-93t


勝浦川から移動し下流の道の駅で泊まった朝。目安の長安口ダム流入は既に低下していたが上流へ向かう。行ってみると、流れがそれなりの厚みを保っていたので決行する。北川グランドプットインには浅そうなので、下流に適地を探し、八幡神社の前の入川口からプットイン。


北川セクション前半は、浅いが澄んだ水と、始まった紅葉を楽しみつつ快適に流れる。

 

 

 


ルートを選べばスタックしてしまうことも無く、ノンストレスだった。

 


北川セクション後半に入ると、渓谷が深くなり、気持ち良いドロップが立て続けに出現する。


 

 

 

 


核心部の中核となる川幅一杯の大ドロップ。大岩を挟んで左右に流れが分かれる。本来は右ルートだが、前回と変わらず太いログが引っ掛かったまま。ログのない左ルートはリスク過多で、ポーテージを選択。


ポーテージルートは、左岸のドロップ直前に、足場に注意しつつ上陸。そこから大岩の下のトンネル状のすき間からドロップの下に降りられる。

 


中核を過ぎてからも、落差のあるドロップが現れる。このコースの一番気持ちの良い区間だ。

 

 

 

 

 

核心部を過ぎ、瀬が落ち着いてくると、南川との合流地点に出る。南川も多くは無かったが下れそうな水量だった。

 


ここから川幅が一気に広がる。特に厳しい瀬は無いが、流れはしっかり強い。道路から離れ、かなりの距離を蛇行する。

 

再び道路と交わったところが、いつものテイクアウト地点。そこのコンクリ護岸を見ると、前回(長安口ダ入121.5-135.8)より50㎝ほど水位が低い。


ここからツーリングモード。川幅がさらに広がり、集落の脇を穏やかに流れるが、ログ絡みの瀬があったりもする。

 

 


木頭の大きな集落を過ぎると歩危峡に入る。クラス1の流水。始まったばかりの紅葉を戴いた両岸大きな崖の渓谷となる。

 


それもつかの間、すぐにテイクアウトが見えてくる。テイクアウトから下流はすぐに小見野ダムのバックウォーターとなる。



【当日のデータ】
水量:長安口ダム流入59-93t
プットイン:八幡神社前入川口
テイクアウト:木頭助寺之内スロープ
所要時間:3時間
距離:18.8km
高低差:162m
グレード:3級
使用艇:ダウンリバーボート