雲出川支流中村川ダウンリバー 2020.08.29 | TM's リバーカヤック・SUP ログ

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川のカヤック、SUPの記録
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期待以上。ドロップがバリエーション豊富に最後まで続くライトクリーク。 矢下0.49,島田橋0.74m

急速に水位が下がる中、ギリギリ間に合ったという感じだが、水量に確証はなかった。しかし、二人とも下るのは初めてなので、少な目でちょうど良いと判断。

 

 

道路から見ると浅いと思ったが、実際には、わずかな例外を除き、それなりにルートを取れるだけの水深がある。

 


 

細かい砂により水は薄く濁っていて、水面下の岩は見え難い。流れが拡がった所は、少しでも深いところを探って進む感じ。
 

 


しかし、狭くなり岩盤が出ている所は、十分な流れのパワーと深さがあり、いい瀬になっている。平たい岩盤がミニスライダーに、垂直に切れた岩盤がメリハリの効いたドロップとなる。

 



もう少し水量があると、下り易くなりそうだが、この水量だとルートが狭くて、少しテクニカル。この辺りが下限水位だろう。

 


 

支流が交わる少し前に前半の核心部がある。一部道路から見えていなかったドロップもあって、なかなか愉しい。


支流との合流地点。本流は直角に曲がるが、流れ込む支流は、こっちが本流かのように真っ直ぐに入ってくる。


期待していたほどではなかったが、支流も合わさって、ここからの後半はわずかに水量アップ。


道路から見えないところにゴルジュ地帯があって、ここが後半の核心部と言えるだろう。基本的にはドロップアンドプールで、コース中、いくつもドロップが点在している。


 


終盤になってから堰堤が2つ。1つ目の堰堤は、今回の水量だと、そのままブーフで突破できる。


堰堤の間、合ヶ野集会所あたりに大きなドロップがある。

 


2つ目の堰堤は、浅く落差も大きいためポーテージ。右岸からがスタンダードと思うが、今回は左岸から左岸魚道の縁を歩いて降りた。


 

2つの堰堤を過ぎたら、もうあとはザラ瀬しかないと思いきや、結構なドロップがテイクアウト直前まで続く。

 

 



水位としては、あと10cmセンチあるとかなり良くなるだろう。水量アップでぜひ再訪したい。

【当日のデータ】
水量:矢下0.49,島田橋0.74m
プットイン:松阪市小原町下出バス停
テイクアウト:矢下橋右岸200m上流スロープ
距離:8.3km
高低差:171m
所要時間:2.5時間
グレード:3級
ボート:クリークボート