蔦島、荘内半島の好ゲレンデをシーカヤックで漕ぎまわり、サンセットも満喫。
香川県三豊市は、瀬戸大橋や高松市より西の愛媛県に近いエリア。瀬戸内の燧灘に面し、荘内半島と蔦島は、シーカヤックやSUPには最高のゲレンデとなっている。
荘内半島の付け根に位置する家の浦からシーカヤックのダブル艇で10:30ごろに出艇。、先ずは1.5kmほど先の大蔦島の宮の浦に上陸、プチ登山で瀬戸内の景色と奇岩を巡る。
宮の浦から800mほど対岸の仁尾の海浜公園へ渡り、地元のソウルフード「たこ判」を電話予約。連休中とのこともありオーダーして1~1.5時間を要するとのことで、再度出艇。
大蔦島をカヤックで一周すると丁度良い時間となったので、再び海浜公園に戻る。干潮のタイミングで、地元の方が潮干狩りに続々とやってくる。水のあるところでもヒザまで深さの遠浅な砂地が広がっている。
ようやくありつけた「たこ判」(150円/個)を食す。大判焼きの型で作ったキャベツ入りのたこ焼きのようなものだ。コスパ高く2個で満腹。
おなかが満たされたところで出艇。小蔦島、大蔦島の沖側を回って荘内半島へ渡る。荘内半島は浦島太郎伝説が伝えられる。ゆかりの浦島神社がある丸山島を一周。この島は陸繋島なので、干潮時には巨大な砂州で陸地と繋がっていて、砂州を跨いで対岸へダブル艇を運ぶのに苦労する。
丸山島を出艇し荘内半島沿いに家の浦に戻って、ワンデイトリップは終了。
荘内半島は瀬戸内では珍しい水平線に沈む太陽が見られ、夕陽百選にも選ばれている。日没まで時間を仁尾の町で過ごし、18:20ごろに出艇。家の浦から蔦島方向に少し出るだけで、最高のサンセットと出会える。低く雲が掛かっていて、また、水平線に沈む時期でもなかったが、刻々と色を変える空と海面のグラデーションが素晴らしい。
今回のコースは、シーカヤック、SUPどちらも地元家の浦の「フリークラウド」で、様々なツアーが提供されている。