北山川リバーSUP 2015.08.16 | TM's リバーカヤック・SUP ログ

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川のカヤック、SUPの記録
【免責事項】川でのパドリングは、自然・人工の危険があり、命に関わる可能性があります。内容は経験と技術により実現されるもので、これを参考にするのは適切ではありません。内容は個人的なもので、勤務先や所属団体に関わりありません。

音乗から田戸のロングコース。ダムからやや多めの水量の上に、小松からも潤沢な放水。後半は特に迫力がアップ。 小森ダム観光放流(少し多め)、小松放水あり
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カヤック、SUPの混成グループでお盆休み最終日のキタヤマ。前日の瀞峡ツーリングから現地滞在で、前夜開かれた地元の祭りも堪能。

先の台風の大雨の影響の濁りは取れていない。音乗は、若干深さがででいるため、ルート取りはよかったが、波は高く、完立ちは成らず。期待はしていなかったが、サーフィンウエーブは大雨あとも出来ておらず。
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長い瀞場と瀬をひとつ挟んで上滝。中段ストッパーには、手前でニーリングして衝撃備えていたが、前のめりに落水。かなりスリリングな泳ぎをさせられた。
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続く尺子も難所である。前半は浅く早い流れの中を、不規則な向きのウエーブが連続して、ボードを安定させられない。後半のドロップ、流れはホールやウエーブを抜けて、左岸正面の大岩に当たって、大きく右にカーブする。バックウォッシュにやられず、最後の大岩に押し付けられないルートとスピードがキープできるかが成否を分ける。ウエーブに突入したときにたまらずニーリングしてしまい、完立ち成らず。
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さらに進んで、ムササビホール。ここは、大雨の影響で右岸のビーチが拡大、流れが狭まり、水がホールに集まって、バックウォッシュがより立ち上がっている。カヤックのプレイホールとしては、わりとフラッシーになっている。
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その下の瀬の以前あったウエーブの復活を期待したが、ここもプレイできるほどのコンディションにない。

さらにその先のMウエーブの瀬も、復活は成らず。

小松の筏ゴールから下の瀬も、やや水位高めとなっている。放水口から十分に水が出ているので、この先の期待感が高まる。

下滝の瀬は、水位のお陰で、入り口センターのルートから進入できる。思わずニーリングしたが、直ぐに立ち上がって、中段を左ルートに抜けて、最後は右岸寄りを通ってクリア。
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雨の渓谷美を満喫しながら進むと、小和田の瀬の手前の瀬も流れが変わったようで、面白くなっている。
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そしていよいよ小和田の瀬。川幅が一気に狭くなり、落差を下りる水勢が、2段のビッグウエーブと、強烈なエディラインや、かなり先まで行かないと上がって来ないボイルなど、強力で複雑な流れを作り出している。
安全策で1段目のウエーブを右にかすめ、右岸エディを狙ったが、ストリームから出ようとしたところで、エディラインに揉まれ、エディライン沿いに浮き沈みさせられながら下流に流された残念な結果に。
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核心部の小和田を過ぎても、エディキャッチの瀬など、まだまだ気が抜けない瀬が続いて、ほどなくテイクアウトの田戸に到達する。
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【当日のデータ】
水量:小森ダム観光放流(少し多め)、小松放水あり
プットイン:音乗
テイクアウト:田戸
所要時間:3時間
距離:11.8km
ボート:インフレータブルSUP STARBOARD ASTRO STREAM
グレード:3級