日高川(鳴滝スーパーロング&龍神)ダウンリバー 2018.06.23 | TM's リバーカヤック・SUP ログ

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川のカヤック、SUPの記録
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最高のコンディションになった鳴滝セクションをスーパーロングコースで。さらに、龍神セクションでハイウォーターを満喫。 川原河049m 高津尾1.18m 川辺1.71m 椿山ダム放流74.6t
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大増水の時しか下れない鳴滝スーパーロングコース。水量はデータ的にはこれまで下った中で少な目だが、実際の水量は多目、むしろ最も多いくらいだった。
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プットインして最初のザラ瀬と、その次の橋上の瀬が、気持ちの良い高い連続波になっている。
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橋の下流から始まる前半ゴルジュ帯。その核心ドロップは、水量が多いためルートは広く、ラインには乗せやすいが、左岸の岩壁からの反射波やボイルが強烈で、スターンが喰われて立ち上がろうとするボートを抑え込む。
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その下流の2ヵ所に、コンクリートの残骸。どちらも左岸寄りのメインストリームから外れた所にあるが、鉄筋が無数に突き出して、危険なシーブとなっている。
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コース中、ときおり、良型のウェーブが現れる。
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コース後半核心部の鳴滝の瀬まで、長い繋ぎの区間になる。瀞場もよく流れており、瀬もあるが、前半・後半のようなパワーや迫力はなく、淡々と消化していく。
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鳴滝セクションの入り口の瀬は、大岩が作った中洲により、左右に流れが分かれる。メインは左岸側だが、入り口の流れが複雑で、右ルートへ引き込まれそうになる。この日はどちらのルートも通過可能だが、右は以前強烈なホールがあったらしい。今は比較的素直な流れだった。
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流れがどんどん加速し、鳴滝核心部に突入する。水量が少ないと三段ほどのドロップだが、この日はひと続きになっていた。高いウェーブを越え、巨大なストッパーホールを避けながら、一気に漕ぎ抜ける。(よくある話で肝心のところは写真が撮れていない)
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核心を過ぎても楽しみは終わらない。テイクアウト直前にあるあやめウェーブがいいコンデション。体力のあるうちは右岸からフェリーてエントリーしていたが、疲れてきて左岸を担ぎ上げる。
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中津荘前の公園、あやめ広場共に封鎖されていたため、テイクアウトはさらに下流の右岸のポイントに。充実のロングダウンリバーがこれで終了。

この時期は日が長く、時間もまだある。翌日のための移動を兼ねて、上流の龍神セクションへ。

このところ、龍ホール狙いで少な目のコンデションでのダウンリバーが続いていたが、下るだけならこの水量のほうが良い。
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温泉街の後半のドロップ群の中に、ルート一杯に広がるキーパーホールがある。わかっていたので警戒はしていたのに抜けきれず、スターンから引き込まれる。なんとかバックプッシュで出て難を逃れたが、もう少し水量が少ないと、強烈なものになりそうだ。
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龍ホールの瀬はこの水量だとスポットとしては特に何もない。
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むしろそこから下流のほうが、波立っていて楽しめる。
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その先にある巨大ログに警戒していたものの、水位が上がろルートが広くなっているため回避は容易だった。
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1時間ほどで完漕。グッドコンデションながら、鳴滝セクションのあとでは、迫力不足の感は否めなかった。

[当日のデータ]
水量:川原河049m 高津尾1.18m 川辺1.71m 椿山ダム放流74.6t
プットイン:上田原ダム下左岸
テイクアウト:きのくに中津荘
距離:16.7km
高低差:67m
ボート:プレイボート
グレード:3級
時間:3時間

水量:龍神1.11m
プットイン:皆瀬神社前スロープ
テイクアウト:龍神小学校
距離:7.2km
高低差:74m
ボート:プレイボート
グレード:3級
所要時間:1時間