日高川リバーSUP(上田原堰堤~鳴滝)  2016.10.10 | TM's リバーカヤック・SUP ログ

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川のカヤック、SUPの記録
【免責事項】川でのパドリングは、自然・人工の危険があり、命に関わる可能性があります。内容は経験と技術により実現されるもので、これを参考にするのは適切ではありません。内容は個人的なもので、勤務先や所属団体に関わりありません。

鳴滝ビッグウオーター。流れの強い圧力で出来る高い三角波にポワオーバー、サーフィンウェーブもそこかしこに発生。 川原河0.72-0.56m 椿山ダム放流97.1-80t
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前回の放水より2/3程の水量だが、瀬の様子はほとんど変わらない。実際の水量もさほどの違いはなかった。
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前半、かまきりトンネルを過ぎ、核心のゴルジュ帯に入って、二つ目の瀬のシュートはやはりパワフル。
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シュートの下にも瀬が続くが、右岸側に、2ヶ所、壊れて流された鉄筋コンクリートの橋桁があり、アンダーカットとなっいれ。それだけではなく、鉄筋が無数に突き出て、引っ掛かったら即アウトである。幸い流れはダイレクトにはぶつかっていないが、十分に距離を取らなければならない。
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やがて渓谷は開けて、瀬もフラットで長い瀞場が多くなる中盤をのんびり進む。
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今日のコースは、地元パドラーが以前は定番コースにしており、この中盤は一旦瀬が減って瀞場も長くなるので、中抜きして、前半と後半鳴滝を下ることが多かったようだ。しかし、この水量では、瀞場も流れが早く、コースは長いが全く問題ない。
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コースの大半を占めるのんびりホワイトウォーターから、後半の鳴滝セクションに入ると、様相は一変する。鳴滝序盤の瀬は、ミスして落水、不運にもボードがフリップし、なかなか復帰できず長いスイムを喫する。
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中盤の核心部は高い波やキツイエディラインとボイルを乗り越え何とかクリア。
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吊り橋下の後半は高い三角波の真っ直ぐの流れを無難にこなす。ウェーブが出ていることを期待したが今回もそれはなかった。
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薄紫の橋が見えると、ゴールはもうすぐ。橋の直下のウェーブホールはグッドコンディション。但し、左岸のホールは足の遅いプレイボートだと担ぎ上がりとなる。
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最後のスポットで存分に遊んで、直ぐ下の左岸ビーチでテイクアウト。今年の集大成の感がある充実したダウンリバーだった。
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[当日のデータ]
水量:川原河0.72-0.56m 椿山ダム放流97.1-80t
プットイン:上田原ダム下左岸
テイクアウト:きのくに中津荘
距離:約15.5km
ボート:STARBOARD ASTRO STREAM
グレード:3.5級
時間:3時間