紅葉とホワイトウォーターのコンビネーション。タイミングがうまく重なり、ベストコンディションで里川ダウンリバーが実現した。 田歌0.65m
前週末に通り過ぎた台風の増水の残り水で、この日、見計らったようにベスト水位となる。今回はダッキーだったが、この水量ならフィンヒットも少なく、ルートも広め。橋下ウェーブなど、スポットにはまだ少し多めであるが、ホワイトウォーターを下る目的なら、これくらいのほうが、より楽しませて貰える。
この水量ならば、2つある堰堤ともに薄く水を被っているものの、直接取り付ける。逆にこれ以上の水量なら、オーバーフローする水が多すぎて堰堤越えは危険となる。
紅葉時期の美山川ダウンリバーの象徴的な土手のもみじはまだ色いていないが、山の木々はしっかりと色づいており、茅葺き屋根の里に鮮やかな彩りを与えている。
今回は、テイクアウトをいつもの地点より下流の美山長谷運動公園にしてみた。増水の影響で岸に砂が高く積もり、上陸するのに足場は悪いが、通常テイクアウトから2つほど大きな瀬があるので、悪くないコース設定。
ちょうどよい水量と紅葉がうまく重なるとは限らない。2013年以来、久々に美山紅葉パドリングが実現できた。
【当日のデータ】
水量:田歌0.65m
プットイン:道の駅美山ふれあい広場脇右岸スロープ
テイクアウト:美山長谷運動公園
所要時間:2.5時間
距離:10.2km
ボート:BEE ダッキーBK375
グレード:3級