引原川ダウンリバー 2019.09.23 | TM's リバーカヤック・SUP ログ

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川のカヤック、SUPの記録
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奥播磨の代表的クリーク。水量は余り多くない川だが、コース中盤に岩絡みの狭いテクニカルなドロップ。後半になると岩盤系のビッグラピッドがある刺激的なコース。 上野0.81-0.76m、引原ダム放流4.4t
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期待したような雨とならなかった台風一過。いい水量をヒットした数少ないひとつ、引原川を選択。水位計は前回より低い値を示しているが、実際は数値よりも20cm以上水位高めの感じ。プットイン地点の堰堤は左寄り魚道の左脇か、魚道の右側を滑り台で降りる。

 

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前半は浅い瀬が続く。

 

 

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途中一つ低い崩れた堰堤と、低い堰堤がある。

 

 

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プットインから数えて2つ目の堰堤を右岸からポーテージ。

 

 

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そこからの中盤、いよいよ瀬が本格的になって、クリークボートの実力を如何なく発揮出来る岩場の狭いドロップが現れる。

 

 

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落差と長さのある大きな瀬がひとつあって、その後もドロップが続く。

 

 

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塔のような構造物を伴った大きな堰堤が現れる。左岸側のポーテージはこの水量だと、足場が無く少し難しい。その代わり、右寄りの魚道が楽に降りられる。

 

 

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いよいよビッグラピッドがある後半に突入、(この後のむつみの瀬に似た)侵食された岩盤の特徴的な瀬が現れる。左のボート一艇分の狭いスロットを抜けても良いし、右の広いルートを通っても良い。

 

 

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やがて、右岸の上手に大きな建物が見えると、最大のドロップ、むつみの瀬である。中州の左側がルートだが、一旦ここで上陸して、右側の浅瀬を歩いてスカウティングする。

 

 

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左ルートは竹藪の水路のようになっている。これを抜けると、直ぐに直角に近い角度で曲がってドロップに落ちる。しっかりボートを曲げられないと横向きに落ちてしまう。インコーナーは浅く岩にヒットするし、アウトコーナーは岩壁にぶつかった流れが強いピローを作っており、ボートが不安定になる。ここは、ちょうどいい真ん中にボートを持っていって、真っ直ぐ下流にバウを向けられさえすれば成功。今回は一発クリアした。

 

 

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むつみの下流直ぐに、最長の瀬、ロックガーデンがある。瀬の序盤を下って、左岸の護岸に造られた階段から上がってスカウティング。瀬の只中に降りることができるので、グループに分かれて、交互にバックアップする事が可能だ。

 

 

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序盤はどこを通っても良いが、中程から狭いスロットの右ルートに入る。他のルートはシーブや浅すぎるドロップになっている。

 

 

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2段それぞれのボトムにあるホールで止められたりバランスを崩さぬようにして突破。次に、岩が左右に分けた流れを左に行って、瀬の最後のホールを抜けてクリア。

 

 

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このあと少し瀬があるが、程なくフラットになり、橋を過ぎるとテイクアウト地点。瀞場の最後に堰堤があるので、その手前右岸に上陸して終了となる。

 

 

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【当日のデータ】
水量:上野0.81-0.76m、引原ダム放流4.4t
プットイン:波賀町原左岸入川道
テイクアウト:波賀総合運動公園
所要時間:2.5時間
距離:8.8km
高低差:114m
ボート:クリーク艇
グレード:3.5級