これの続きの続きです。
「復讐者スカー」の方はグズグズしてて観そびれてしまったので、観れてよかったです。
もう、ネタバレを気にする必要はないですよね？
とはいえ、やってることは漫画に基本的には沿ってますね。
「う、嘘やん？」っていうような変な改変もなかったように思います。
そういう意味では、世間で酷評されてるほど酷い作品とは思いませんでした。
いや、私がB級映画を観慣れているというのもあるのでしょうが。
ただ…。
ただ、ねぇ？
印象としては、みんな楽しそうにコスプレしてるなぁ〜っていう感じでしょうか。
だって、みんな日本人なんだもん。
いや、でもこれも観る前からわかってたことですよ。
そんなことをやいやい言ってもしょうがないです。
個人的に一番気になったのは、ホムンクルス関係の描写があっさりしすぎてますかな？
限られた時間の中では仕方がないとはいえ、ホムンクルスたちの内面がしっかり描かれていないもんだから、エンヴィーが「おまえ、人間が羨ましいんだ」と言われても、グリードが「俺が本当に欲しかったのは、こいつらみたいな仲間だったんだ」と言っても、「あ、そうなの？」みたくなっちゃいます。
まぁ、この映画を観る人は原作知ってるだろうから個々で補完するでしょう。
私としては「復讐者スカー」も観てみたいな、と思うほどには楽しめましたよ。
あ、そのスカーとアームストロング少佐はちょっとボリュームが不足してるかなぁ〜？
もっと人知を超えた筋トレをしなければあの域には達しないでしょう。
最後に、この実写化での最大の被害者は、一作目でドクター・マルコーが死んでしまったために、失明したままになってしまったマスタング大佐ですかな。
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