今日の一冊 〜ドS刑事 井の中の蛙大海を知らず殺人事件〜 | よわむしの独り言

よわむしの独り言

ゲームや書籍に関してかなり偏った視点から思い付くままに書き連ねます…と思ったら、いつの間にか食べ歩きとB級映画鑑賞がメインになってました。


七尾与史/幻冬舎文庫

はい、みんな大好き?バカミスですよ。


なんだかんだでシリーズが続いてるということは、そこそこファンがついてるんですなぁ。

まぁ、一応ドラマ化もしたみたいですしね。



超絶美人でキャリアの上に警察庁次長を父に持つが、ドSでホラー映画好きで殺人現場から遺留品や死体の一部を持って帰ってコレクションするのが趣味の黒井マヤ。

その優れた洞察力で事件の犯人を突き止めるものの、犯人を捕まえたらそれ以上殺人が起きなくなり、大好きな死体が出来上がらないという理由からそれを誰にも話さないでいるという困った刑事である。



今回は意中の同僚、代官山脩介を拉致して豪華客船リヴァイアサンに連れ込み、両親同席のもと無理やりプロポーズさせようという作戦に出るが、リヴァイアサンに時限爆弾が仕掛けられていることが発覚。

さらに、人気女優が船内で殺されるという事件も発生し、そちらの捜査にあたることに。

はたして、爆弾が爆発する前に犯人を見つけることはできるのか?

そして、やってきた爆弾処理班の一員であり、マヤの元カレの春日太陽との恋の行方は?



相変わらず強引な展開が後半に怒涛のようにやってきますな。

そもそも、主要登場人物が少ないから犯人のあたりもつけやすいのですが、それにしても…。

一応、細かい描写で伏線は張られていますが、あれでこの推理は出てこないよね〜。




まぁでも、この作品はこれが売りですからね。

これからもこのテイストを貫いてほしいものです。




てか、新キャラの春日さん。

まともなキャラかと思ったら、マヤに罵られて喜ぶドMキャラじゃん!


これは先が思いやられますな。





おまけ

イベントはこんな感じです。


今日中に完走しちゃうゾ☆