海外旅行につきものなのがお土産。スペインを訪れたら、やっぱり現地ならではのものや名産品を購入したいですよね?
お土産もお忘れなく。ガイドブックなどの記事のためにリサーチ、執筆を何度も行ってきた視点で得意分野の食品についてまとめてみました。
エキストラバージンオリーブオイル
ワイン
ナッツ
ハーブティー
はちみつ
日本に戻って分かったのですが、スペインの普通のはちみつはおいしい!日本の高級はちみつのように濃厚で純粋な味がします。価格は安くはありませんが,品質を考えると
高くありません。蜜の花の種類もカモミール(Manzanilla)だったり、栗(Castaña)、オレンジ(Naranjo)だったりバリエーションが豊かです。ほのかに香りや味に違いがあるのでユニークです。
トルタス・デ・アセイテ(Tortas de aceite)
これはスーパーでも購入できるお菓子です。スペイン版お煎餅といった感じのもの。薄いさくさくの丸い生地に砂糖がかかっています。シンプルながら深みのあるスペインらしい味のお菓子です。割れやすいのがネックです。
ポロボロン(Polvoron)

クリスマスの定番のお菓子ですが、スーパーで1つからバラで購入できます。ホロホロ崩れる素朴なクッキー。レトロな紙でキャンディー包みされているものが多く、パッケージがかわいいのが特徴です。ポルボロンの仲間にマンテカード(Mantecado)もあります。ポルボロンより若干しっとりしているかも。そしてチョコレート味などもあります。マンテカードはプラスチックの袋入りが多いですが、ポルボロンと一緒にスーパーの隅っこでばら売りされていることもあります。
チョコレート
日本で驚いたのがチョコレートの価格。スペインに住んでいた時には毎食後1かけらチョコレートを食べるのを習慣にしていたので、日本のチョコレートが小さくて高いのにがっかり。きれいにカットされ取り出しやすいシステムは便利ですが、私はそういうのいらないので大きく分厚くおいしくて安いチョコがほしいです。
スペインにはそういうチョコレートがいっぱい。スーパーではドイツ産のチョコも安く売られていますが、どうせならスペイン産を。バロール(Valor)の板チョコは種類も豊富でどれもおいしいです。
塩
もらって困らないものと言えば塩。スペインの塩の歴史は古いです。近年はパッケージに拘ったものだけでなく、フレーバー塩も豊富なので是非売り場を覗いてみてください。ニンニクフレーバー、トマトフレーバーなどスペインらしいと思います。
パテ(ペースト)
日本で調達してもいいと思いますが、クラッカーなどと一緒にプレゼントしてほしいのが、パテ類。ブラックオリーブのパテやイベリコ豚のパテをクラッカーにつけるとお洒落な1品に。もちろんパンに塗って食べてもおいしいです。
ここから先は、グルメな人、旅慣れている人、食べ物の許容範囲が広い人向けのお土産です。
サフラン
料理好きな人なら価値が分かるサフラン。パエリャの色付け、風味付けに使われる調味料です。背の低いサフランの苗からかがんで手摘みで花を摘み、手作業でとっためしべを乾燥させたもの。スペイン産のものは炒っているので香ばしい香りがあります。高級調味料なので使い方が分かる人、もしくは使って見たいと思っている人には嬉しいお土産ですが、使い慣れていない人には使いにくいものだと思います。
オリーブ

手頃な価格だし、私は大好きなのでよくお土産に買っていましたが、好みが分かれるかもしれません。しょっぱいのでお酒好きの人には好まれるかも。子供や甘党にはうけないと思います。オリーブの種をとって中にパプリカやアンチョビを詰めたものもあります。茹でたウズラの卵やミニトマトを一緒に串に刺すとお洒落で塩辛さも緩和されます。
シェリービネガー
スペイン料理に欠かせない高級ビネガー。スペイン版バルサミコ酢。香りが上品だし私も家にあったら嬉しい調味料の1つ。でも日本の米酢のような甘味はないので、あまり使わない人は使わないかもしれません。サラダにぴったりです。
からすみ
日本では高級食材。ボラの卵巣の塩漬けし乾燥させたもの。スペインではモハマ(Mojama)と言います。現地では、かなり分厚く切ってスナックやパンと食べるのですが、とにかく塩辛い!日本風に炊き立てご飯にすりおろして食べるととてもおいしいと思います。スペインでは安いです。
マサパン
クリスマスによく食べられる練り切りのようなお菓子。アーモンドプードルと卵白、砂糖を混ぜたもの。エネルギッシュな重いお菓子です。市販のものはちょっと香料の風味がするからか、日本人にはあまり好まれません。甘すぎるというのもあるかもしれません。