旅だったと思っていたかまきり君は、(かまきりちゃんかもしれませんが)

その後、ふと戻ってきて、脱皮して、小指の長さくらいまで大きくなりました。

 

そして3日前から、また行方不明。

 

多分、今度こそほんとの旅立ちだと思います。

 

毎日アブラムシとってくるのは面倒くさかったけれど、いなくなったらほんと

寂しい。

 

高層階のベランダから、なんとか地上まで無事に下りついてたっぷりの

餌にありつけていてほしい。

 

ペットの虫と一緒にはできないけど、毎日目が離せないのは子供です。

 

学校の授業が退屈で、消しゴムのかす集めにはまっているらしい。

 

先週、学校から帰ってくるやいなや

 

「ママ、見て。後ろの席の女の子が、めっちゃ大きい消しかすくれた!」

 

と、それはそれは(汚い…失礼!)真っ黒な消しゴムのかすの固まりを

見せてくれました。

 

「触って触って!つるつるだから」

 

(やだよ…)と思ったけど、あんまり嬉しそうだからちょっと触って

 

「ほんと、つるつるだね」

 

と言っときました。

 

「くれた子に、ありがとうって言った?」

 

「うん。お礼に、赤鉛筆の芯が取れたから、それあげた」

 

(え。)

 

「大事に筆箱にしまってくれた!」

 

と言ってまたまた嬉しそうだったから、子供ってほんとかわいいなと思いました。

 

私もそんな頃、あったかもなあ…(遠い目)。