バスク地方で食べた子豚。

 

子豚はコチニーリョといって、スペイン各地で食べられます。

セゴビアという街の丸焼きが有名ですが、丸焼きでなくメイン

で食べられるお店はよくあります。

 

写真のものは8種類ものソースが付いてきて、シンプルな

子豚をいろんな味で楽しめました。

シンプルといっても、低温で10時間以上も調理されていて、

作り方は凝ってます。

 

私は肉や魚は大きいと、おいしくても飽きてくるので、こん

なふうに一口ソースがたくさんあるのは最高でした。

 

あー。

それにしても、最近のカタルーニャ独立問題は残念すぎる

状況になってきています。

 

1936年から1939年までスペインでは国内で国民同士が対

立する戦争があったのです。

バルセロナがあるカタルーニャやバスクは、フランコ軍(ファ

シズム)に負けて、地方の言語を禁止されたり弾圧された

歴史があります。

 

バスクの人の話では、フランコ政府は、戦争でボロボロに

なったバスクの街を再建してほしかったら、土下座…じゃな

いけど、謝罪や協力のお願いをしろと強要したとかで、それ

がバスクの人の怒りに繋がったらしいです。

で、昔はテロとかよくありました。

 

今、バルセロナの人も真っ二つ。

これを書いている今も、スペイン政府のやり方に抗議して、

鍋を叩く音がしています。

昨日は、違憲投票のリーダー何人か、刑務所に送られて

しまいました。

 

私はカタルーニャラブではないのです。

身近にカタルーニャ語を話す人がいたことがなく、言葉は

苦手だし、カタルーニャ愛を排他的に感じたこともありまし

た。

 

でも、今回はカタルーニャのみんなに同情します。

 

それにしても、副首相、美容院毎日行かなくていい!

毎日テレビに出てるから楽屋があってスタイリストさんがい

るのかもしれませんが。