スペインのバスク地方では、サン・セバスティアンが有名な街だ

と思います。

お洒落な街なのです。

 

グッゲンハイム美術館という近代美術館だあるビルバオの街

も旅行者がよく行きます。

 

ビルバオにグッゲンハイム美術館を建設しよう!という動きが

でたときに、街の人の多くは反対したんだそうです。

すたれた工業都市というちょっとくたびれた雰囲気だったビル

バオの街の人々は、

 

こんな街に洒落た美術館ができたところで、

誰も来ない。

 

と思ったのだそうです。

 

確かに、フランク・ゲーリーという有名建築家が設計した美術

館は半端なくモダン。

最初はそこだけ浮いてたはず。

 

なのですが、この間ビルバオに行ったら、すっかり周囲に馴染

んだ感じで驚きました。

街全体が、美術館1つに引き上げられたというか。

すごい素敵な街に格上げ!

 

そんな都市を差し置いて、私たちが宿泊したのはムルジアと

いう街です。

ビルバオとビトリアという街の中間にあって、移動に便利。

 

なんてことないファミリータイプのホテルに泊まったのですが、

朝食のパンからしておいしい。

 

クロワッサンは、スペインではバルセロナのものが一番だと

思っていましたが、このホテルのものは上をいっていました。

 

バルセロナだと、おいしいクロワッサン、あるのですがやっぱ

りそれなりのお店になります。

 

ところがバスクでは、近所のおじさんがジャージでコーヒー

を立ち飲みしているようなホテルのバルで、高級感満点な

クロワッサンがでてきてびっくり。

 

さすがです。