ライティングの仕事のメインの取材先は飲食店です。

観光施設や食材関連もよくあり、小学生を取材してことや太陽光発電所

など真面目な機関を取材したこともあります。

ショップも。

 

ショップ取材の思い出は、マノーロ・ブラニクというすっごいお洒落な靴

ショップで。

店員さんに

 

「履いてみな」

 

と言われたこと。

幅広足の私の足の半分しかない幅のほっそーい靴が入るはずもなく

 

「いえいえ、私はいいんです」

 

と、めっちゃ必死で断りました。

 

その点飲食店で料理の撮影をした後に

 

「食べてみて」

 

と言われるのは、嬉しい。

というか原稿の内容によっては必須。

なのですが、そういうお店ばかりでもありません。

ちなみに私は取材先から広告料をいただく仕事はしていません。

 

この間の取材先はなかなか強烈でした。

 

普段は現場にいないであろうお偉いさんが、取材に応じてくれたの

はいいのですが、一方的な固いお話しを延々と聞かされました。

途中で質問したら、それは後で話すから待て、と話しを遮る手段も

なく。

 

料理は、頼んでもいないのにたくさん持ってこられて、おかしいなと

思ったら、

 

後で写真ちょうだい。

 

ってことでした。

まあでも、その料理、食べさせていただけるなら(そんなに大量に

食べたくもないですが)ウィンウィンでしょう。

が、

 

食べたい料理を2つ選べ。

 

とのことで2つ選ばされ、しかも半分皿に移して、残りは別のテーブ

ルへ。

2つ以外の料理も全部別のテーブルに。

 

へ?

 

と思ったら、取材に応じてくれたおじさんが、自分の友達を招待して

撮影に使った料理をご馳走していた!

しかも自分もちゃっかり一緒に座って食べてた!

 

ま、まあいいけど…。

大しておいしくなかったし。

 

なのですが、すんごい協力をしてくれたかのように、ため口というか、

命令系で(これ、スペイン人よくやるけど日本人的には気に障る)

 

いいように書けよ!

掲載誌は2冊は持ってこい。

 

みたいなこと言われて肩叩かれて…。

 

驚いた。

 

19歳の娘さんが反抗して口聞いてくれないと言ってたけど、そりゃ

そうでしょうよ、と思いました。

 

そこで終わりならまだよかったのですが、翌日早速メールがあり

 

写真を送れ。

 

と催促。

そんな暇でもないのですが、がんばって何枚か送ったけれど、

 

返事なし。

 

ありがちーっ!