D.O.ラマンチャは、18万ヘクタールもの面積を誇るスペイン一広大な
産地。
スペイン一どころかヨーロッパ一。
大量に作られるワインは多く輸出されているので、
ヨーロッパのワイン畑
と呼ばれています。
3月後半に行ってみたのですが、日中はじりじり暑い!
ところが朝、晩は寒い!
なのでぶどうの成長も地中海側の地方と比べると、大分遅かったで
す。(ラマンチャ内でも場所によると思いますが)
まだ芽がでていませんでした。
バレンシア、カタルーニャは芽が出て結構伸びてたのですが。
広い平野にどこまでもどこまでも、ブドウ畑とニンニク畑が続いてい
て…移動距離多し。
ラマンチャワインというと、スペイン国内では評判よくないのです。
安かろう、悪かろうということで。
私も、おいしいワインを知らないし、詳しい人たちに聞いたら、平野
の辺りのラマンチャじゃなくて、高台のトレド周辺のラマンチャなら…
といった感じでいくつかワイナリーを教えてくれます。
私はD.O.ラマンチャの全体的な向上を信じたいのです。
で、訪れたラマンチャの大手のワイナリーで言ってみました。
ラマンチャのワインはたくさん輸出されていて、日本でもネット通販
のランキングとか見ると、よく売れているのはラマンチャのワイン。
ラマンチャのワイン=スペインワイン。と思われておか
しくないのです。なんとかなりませんか、もうちょっと。
と。
そしたら、
いやー、そういうのは大量、大大量に輸出している○○
ワイナリーとかに頑張ってもらわないとねー。
あ、だめだ…。
ラマンチャのワインも昔より品質はよくなっているとは聞きます。
でもベースの部分はそのままに、ブランドイメージがよくないか
らと、D.O.認定外の品種のぶどうでワインを作ってD.O.を付けず
に販売してみても、出来に大して代わりはないと思います。
伝統の赤センシベル(テンプラニ―リョ)と白アイレンで、もっと
おいしいワインを作るラマンチャワイナリーが増えてほしい。