
先日、ソムリエデビュー時の思い出について書いたので、今日はその後のことを。
実はソムリエデビューしておきながら、秘かに執筆の仕事にも励んでいました。
上司には、
その仕事はいつ辞めるんだ?
と言われ、
もう辞めます、
と答えつつ、辞める気は到底なくて、さらに日本語教師の仕事もしていて、なんと3足のわらじ状態。
日本語教師はさすがに辞めてしまいました。
体力の限界を知ったと思います。
そんな頃、肘から下が猛烈に痛かったかと思うと、思うように力が入らなくなり、指先がしびれて、ソムリエ強制終了。
しばらく休んで大分ましになったので、偶然見つけたソムリエ職に復帰。
そこは夜景がきれいな素敵なレストランだったのですが、またもや濃厚な人間関係が待ち受けていました。
私、スペインなんて情熱的な?と思われがちな国に来てしまいましたが、そんなイメージもたれる人ではないと思っています。
いたって大人しい、生粋の日本人。
人より前に立とうとしたことなんてなく、子供の頃から友達と言い争ったりしたこともありませんでした。
なのに、ここで30も過ぎて、生まれて初めて大喧嘩。
しかもお客さん入ったレストランで。
やばい人に目の敵にされてしまいまして。
複雑な環境に生まれ育って、とても若くして奥さんと小さい子供がいたのですが、DVが原因で逃げられ訴訟をおこされ子供とは監視の元に何週間に一度しか会えない…という人です。
ささいな事で腹を立てまくってました。
私は真面目におとなしく、新人らしく働いていたのですが、その人が私のやること全てが気に入らなくて何から何までケチばっかりつけてきたのです。
上司でもないのに。
彼のプライベートないら立ちの理由などは、当初は知らなくて、ある日思いっきりきれました。
知ってたら怖くてきれられなかったはず。
上司が慌ててやってきて、私のおかれた状況は見て分かってたので、彼がめっちゃ怒られて、その日からいじめられなくなりました。
海外で、30過ぎてイジメって。
みーんな知ってて誰も味方してくれなかったけどね。
その後もっと仲のいい子たちができて、仕事は苦痛じゃなくなりました。
そしてその彼は、休みの日に職場に遊びに来て、ただでビールを飲みまくり、同僚とケンカになって殴り合い、そのまま首になりました。
すごいね。
カップルに人気の夜景がきれいなレストランの裏側。