
スペイン人とバルは切っても切れない関係。
イタリアのバールじゃなくてバル。
細かく分けるといろんなタイプのバルがあり、地方によって異なることもあるのですが、バルセロナでは、まず2つに分けられます。
1.スペイン系
(当たり前ですが)
カフェでもあり、ランチメニューのあるレストランでもあり、タパスのあるバルでもあります。
店の大きさも内装も様々。
料理やタパスに力を入れているバルも多い。
2.中国系
お店の外の壁に、料理の写真がいっぱい貼ってあるバルに多いです。
中国人が経営しています。
料理は、フライドポテトとちょっとしたサラダ、ポークソテーなどが1皿になったコンビネーションプレートがメイン。
時々チャーハンなど、中華料理がある店も。
とにかく安い。
元々はスペイン人がオーナーだったバルなのですが、継ぐ人がいなくて、経営が中国人に渡ったお店がバルセロナにはたくさんあるのです。
お客さんは中国人ばかりかというとそうではなく、意外と地元に馴染んでいます。
バルで働くことは、バルに住むような生活になるので(私の家の近所のバルのウェイター君も、いつ通っても働いてます…)、人を雇わずお店にいなきゃならないオーナーさんは、重労働のためその子息は継ぎたくない傾向になってきているそうです。
バルがスペインからなくなることはない、と信じてます。