こんにちは、致知オンラインショップ店長です
さて、今日は、店長も読んでびっくりした、この新刊シリーズをご紹介。
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日本人の精神を養ってきた不朽の名著6冊を、
毎月刊行するこの新しいシリーズ。
こうして全巻そろえると、美しいパレットのようですね
店長の私も含め、
「本のタイトルは聞いたことがあるけど・・・」
「一度読み始めたけど挫折してしまった・・・」
「でも、いつかは読んでみたかった!.」
と多くの方が思っていられる本6冊をピックアップし、
とことん読みやすく!をモットーとした現代語訳版にしました。
中高生にも読めるよう、丁寧にルビをふり、
20~30代のモニターによる読了目安時間をつけました。
第一弾の「学問のすすめ」は、148分。
第2弾の「武士道」は158分と、2時間半くらいで読めてしまいます。
でも「超訳」と呼ばれるような「意訳」ではなく、
あくまでも原文に忠実な訳なので文意は損ねていません。
今回は2冊同時刊行。それぞれ詳しくご紹介しますね!
①「学問のすすめ」(福沢諭吉・著/奥野宣之・現代語訳)
「天は人の上に人を造らず」で始まる、福沢諭吉の代表作
140年前、明治時代の大ベストセラー。
訳者の奥野さんがあとがきにこう書かれています。
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正直に言うと、訳出作業を始めたとき、頭のどこかで
「勉強して、バリバリ仕事して国家に尽くせ、
といった退屈なことが書いてあるに違いない」
「帝国主義の脅威が去ったばかりか、冷戦すら終わった現代に、
この本を読む意味があるのか」といった疑問があったのだ。
ところが、実際に作業を始めてみると、
この見方はあまりに的外れであったと反省させられた。
まず、古くさいどころか、最近の本よりずっとおもしろかった。
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一般的イメージの単なる立身出世論ではなく、
政府のあり方や社会制度、組織論や人格論、働き方、人付き合いのコツなど、
現代にも通じる興味深いテーマを切れ味鋭く、ユーモラスに語った本なのです。
それでは、第2弾のこちらは?
1900年に米国で刊行され、世界的ベストセラーとなった
新渡戸稲造の『武士道』です。
「なぜ日本には宗教教育がないのに、道徳を教えることができるのか」
と知人から質問を受け、その答えを「武士道」に見出した新渡戸。
武士道の源流から、誠や忠義などの徳目、切腹や仇討ちまで・・・
古今東西の先哲のことばを縦横無尽に引用しながら、
日本人のDNAに確かに息づく武士道を徹底解説しています。
ポーツマスで日露戦争の調停役を引き受けた米国大統領ルーズベルトも
『武士道』を読んで日本への認識を改めたというエピソードもある、
近代日本への影響は計り知れない本だったのです
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この本には、今後日本人が祖国の価値観を再認識した上で、
国際社会を生きるための一つの羅針盤になる指針が凝縮されています。
(20代 男性読者様より)
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どちらも、日本人の教養として読んでおきたいというだけでなく、
いまのこの時代を生き抜くための
確かなバックボーンを養うための一冊として
ぜひ手に取っていただけたら幸いです