さいきん時間があるので過去に作ったデザインを見返していると
「やっぱりどのデザイン好きだな~」としみじみ思います。
好きなものってそうそう変わらないですねえ
(小学生の頃から好きなサンリオも、多分一生好きです)
自分の好きなものを作って
「私もこういうの好き!」ってみんなが言ってくれるのって
本当にすごくうれしい
「だよねだよね!」って言いたくなります(笑)
今年は(というかこれからは)、「これはCHICHIPIっぽくないな~」と思うムードのものも
CHICHIPIの世界観に合わせて作っていくのが目標のひとつです
肉まんとか
アメリカ~ン!な感じも大好きだけど、
重厚感のあるクラシックホテルも
そこだけ時が止まってるような純喫茶も
ちょっと怖いレトロな中華テイストも
ミステリアスで排他的な戦後の日本の雰囲気も大好き
あんまりイメージに縛られ過ぎずに自分の好きなものをうまく出せれば
おもしろいギャップや組み合わせができるんじゃないかというのが
私のポリシーでもあるんですが
これをCHICHIPIでもおもしろく、かわいく作りたいなあと思っています。
バナナスプリット × クラシックホテルとか
アイスクリームパーラー × ねことか
どうなるのかな?って見てみたくて仕方ありません。
ねこって言えば
浮世絵も好きなんですが、昔、歌川国芳の浮世絵展に行ったとき
初めてねこの浮世絵を見てその可愛らしさにうっとりしてしまいました。
恥ずかしながらそれまで私は歌川国芳のねこ絵を知らなかったということなんですが
浮世絵って教科書に載ってる"アカデミックなもの"っていうイメージだったから
こんなかわいい絵でもいいんだ!って、電撃が走りました。
その電撃は、前述した、イメージに縛られない頭のやわらかさとか、遊びごころから
放たれるものなんじゃないかって思ったんです
そこには歌川国芳らしさとか、唸るような絵のテクニックもちゃんと存在しているので
歌川国芳の世界観は守られた上でっていうのが根底にあるわけですが。
歌川国芳ってすごくおちゃめな人で
堅苦しい浮世絵ばかり描いてる弟子を「おまえはつまらん」と破門にしたって話もあるんだそうです。
高田純次みたいな人だったんでしょうかね
私も歌川国芳みたいに電撃を放つようなPRETTY PRODUCTSを作りたいなと思っている
というお話でした
ザケル!!