昨日、関西に住む次兄から電話があった。
…父が脳腫瘍になり、入院した、と。
関東に引っ越してくる時
両親にもしものことがあっても駆けつけられない…
そう覚悟したはずだったのに…
私はまるで次兄を責め立てるかのような勢いで
泣きながら状況を尋ねていた。
「親父の前では泣くなよ」
「わかってる」
そう言い電話を切った。
翌日、父の看護・介護の為、私は関西に向かった。
理解ある嫁ぎ先のおかげで、予定は無期。
実家に荷物を置き、介護疲れをした母と少し横になり身体を休めた。
18時の夕食時には病院に行かなければ。
左半身が麻痺しているの為、いくら利き手ではないとはいえ不便だ。
病院へ行き、父と顔を合わせた。
泣かずに済んだことに自分自身ほっとした。
そしてすぐに初介護。
ベッドから車椅子へ移乗させ、食事の用意や手伝いをした。
麻痺している左側の口から食べ物や水分もこぼれてしまう…
歯磨きやトイレも介護が必要。
ペットボトルを開けたりできないので、私たちが帰る前には
手の届く所に飲み物を入れたコップやキャップを外したペットボトルを用意しておかなければいけない。
左半身に感覚がなく、左側の視野も正面あたりまでくらいしか見えないせいか
左側から声をかけても見ようとしない。探し物をして、左側にあることを伝えても見ようとしない。
壁にぶつかったり、車椅子に左手を巻き込みそうになったりする。
掌が開いているのかどうかもわからず、左足はスリッパを履いているかどうかもわかっていないよう。
