数年前に、ハウスメーカーのCMで女の子と柴犬の関係が描かれたものがありました。
少女と子犬の出会いから始まり、最後は大人になって結婚して家を出ることになった女の子と老犬になった柴犬が心の中で話しながらお別れするという内容で、当時何も思わなかったのですが、つい先日、思い出してyoutubeで見直したら涙が止まりませんでした。
先月、私は実家に帰ってきました。
ひとり暮らしで家を出てから5年ほど経ちましたが、その間に実家の柴犬は要介護犬となり、今月で17歳になっていました。
私はといえば、娘がお腹にいて、今月中旬に出産予定で、これから赤ちゃんと犬のいる生活になるのかなと思いながら時が来るのを待っていました。
しかし、そう思っていたのも束の間で、突然犬の容態が悪くなり、12日にぷつりと息絶えてしまったのです。
あまりに唐突で、心がおかしくなりそうでしたが、お腹の子のためにも切り替えなければいけないと思い、色々と考えました。
とても人間本位な考え方をすると、犬は何年も帰っていなかった私を待っていてくれて、赤ちゃんが産まれてきて世話をしなければいけないという状況を感じ、命の交換をしたのかもしれません。
長い事元気で大往生したので、後悔などは無いのですが、共に過ごした家族の命の終わりに立ち合うのはやはり壮絶で、今も最期の時が鮮明に頭に浮かびます。
最初に記載したCMと状況が違いますが、犬と心の中で話していた自分と重ねる部分があり、共感したのだと思います。
犬と娘が出会えなかったことはさみしいですが、始まったばかりの新しい生活を大切にしたいです。
全然関係無いのですが、先日、亡くなってから知った祖母の真実がありました。
私が小学校1年生のときの遠足で、準備してみると学校から持ってくるように言われた荷物がいっぱいあり、祖母が見て「こんなに小さいのに重い荷物を持たされてかわいそうだ」と言っていたそうです。
すると後日、なぜか必要だと言われていた荷物が減ったそう。なぜだろう?と思い、母がその事を祖母に話したところ「だって私が校長に減らすように電話したんだもの」と答えたそうです。
そう、祖母はモンスター祖母だったのです。
このように、自分の知らないところで知らないことが起きていたのだな、と知った2020年8月でした。