皆さんこんにちは。秩父のクマです。
沢山の方からコメントやアメンバー申請をいただき、本当にありがとうございます。
今回も前回に引き続き、お掃除ロボット「ルンバ」のお話です
前回の記事はこちら→→→ルンバ980~購入編~
今回は、「ルンバブルな間取り」と「実際の使用感」をお話したいと思います
我が家は夫婦共働きの為、少しでも家事の時短を目指し、ルンバの導入をいち早く決定していました
その為、間取りを考える際に、ルンバの使用を考慮して造りました
こういった間取りのことを、ルンバブルな間取りと呼ぶそうです
ルンバブルとは・・・Roomba(ルンバ) + able(可能) の造語で、「ルンバが掃除可能な」という意味を持つそうです。
具体的にどういうことか、まとめてみました
①フロアー間の段差がない(もしくは少ない)
②家具・家電の配置が最小限に抑えられている
③ルンバの収納場所がある(充電するためのコンセント付き)
④引戸が多い
⑤玄関に段差がある
⑥ルンバに適した家具・家電を使用する
ざっと上げるとこんな感じです
実際の間取りはこちらからご覧ください→→→間取り図#5回目(アメンバー限定記事です)
①フロアー間の段差がない(もしくは少ない)
最上位機種のルンバ980は、1.5㎝~2.0㎝は乗り越えることができますが、他の機種はそれさえも乗り越えることができない場合があります
段差のある間取りでは、全ての部屋をまとめて掃除することができなくなります
例えば、小上がりのダイニングや和室などがある場合、ルンバブルな間取りとは呼べません
参考までに、下記の画像の県民共済住宅のハイドアタイプのレールは問題なく乗り越えられます
こんな段差や、
こんな段差も大丈夫です
②家具・家電の配置が最小限に抑えられている
家具を少なくするということは、必然的に収納場所が少なくなるということです
そのためには、予め他の場所で収納スペースを確保する必要があります
新築当初は家具など置いてなかったリビングに、10年経って気が付いたら家具が溢れていたなんて話はよく聞きます
家具が置いてあれば、その分、埃なども溜まりやすく、ルンバの掃除もしにくくなります
家電類はコード部分が邪魔になります。ルンバにとってコードは邪魔な存在です
なるべく家具や家電を置かないというのがポイントです
③ルンバの収納場所がある(充電するためのコンセント付き)
ルンバ専用の待機場所があり、充電用のコンセントを設置しておきます
ちなみに、下記のような画像が理想的ですが、近い将来に高さのあるロボット掃除機が主流になった場合、どうするんでしょうか?
こうしてあったほうがコンパクトでスッキリ見えますが、疑問の残る点です
※画像はお借りしています。
④引戸が多い
実はこれが結構重要です
実際にルンバを使い始めてから気が付きました
ルンバを使用するときは、全ての戸を開いておきます
しかし、開き戸だとルンバはどうしても掃除できない部分ができてしまいます
我が家も、1階部分に2ヵ所だけ開き戸がありますが、やはり掃除できない部分が気になります
引戸の場合はそれがありません
⑤玄関に段差がある
一般的な住宅なら問題ないですが、高級マンションなどでは玄関に段差がない物件もあります
万が一、玄関ドアが開いていた場合、そのまま外に出ていってしまい、ルンバが迷子になってしまいます
これは笑い事ではなく、実際にそういった事例も報告されています
想像してみてください
自動車を運転していて、突然ルンバが飛び出して来たらゾッとしませんか?
⑥ルンバに適した家具・家電を使用する
家具や家電などをどうしても置かなければならない場合、床からの底面の高さが15㎝以上あるものを選びましょう
そうすれば、家具の足の下をルンバで掃除することができます
ダイニングテーブルのイスなどは、テーブルの上に上げておくと完璧です
学校の教室での掃除風景を思い出したそこのあなた、間違いなくアラサー以上の世代の人です(笑)
上記のような内容を踏まえて、「ルンバブルな間取り」と呼ぶそうです
ここで一つの疑問が沸き上がってきます
ここまで色々なことを考えてルンバの働きやすい環境を整えましたが、本当にルンバってそんなに凄いんでしょうか?
人間がやったほうが綺麗になるんじゃないでしょうか?
電気代や備品のランニングコストだってバカにならないんじゃないですか?
こんな懐疑的な立場の方が沢山いらっしゃいます
ですが、実際に使用してみると、とんでもなく便利だということに気がつかされました
以下、ルンバ980を前提とした我が家の使用感です
ルンバ980は専用アプリから操作することができます
①タイマー機能
ご覧の通り、好きな時間、曜日に設定しておけば、自動で掃除を開始して終了します
もちろん、この時間だけでなく、掃除したいときに掃除を開始することもできます
我が家は、平日の午前中ルンバに掃除をしてもらっています
掃除途中に外出先から、専用アプリで操作することも可能です
②掃除結果を表示
掃除完了後、アプリ内に結果を表示してくれます
緑色の部分が掃除したエリアです
結果は蓄積されデータとして残ります
我が家の平均清掃面積は45㎡、平均清掃時間は1時間10分です
【全体図】
【掃除面積&掃除時間】
【清掃履歴】
③エラーもお知らせ
掃除中のエラーもお知らせしてくれます
もちろん、エラーへの対処法などもリンク先へ案内してくれます
④メンテナンスのしやすさ
掃除機にとって重要な項目の一つです
ルンバはメンテナンスも簡単です
慣れれば、基本メンテナンスは5分もあれば終わります
消耗品である、交換用のフィルターやブラシもネット販売されています
ただし、純正品は結構高いです
そして最後、これが一番重要ですが、
本当にキレイになるかどうかという疑問です
結論から言うと、
キレイになります。
ルンバユーザーさんには説明不要かもしれませんが、床面がめちゃくちゃキレイになります
見た目は綺麗な床でも、埃や髪の毛が落ちているらしく、「どこにこんなに埃があるの」っていうぐらい埃と髪の毛が取れます
人間が普通に掃除機をかけるのよりも丁寧に掃除をしている感じです
1度目に取り忘れたゴミも、2回目以降に吸い取ってくれます
ただし、人間の目で見える比較的大きなごみを取り逃したりすることもあります
この辺りはルンバの愛嬌ってことでそっと拾ってあげます(笑)
下記の画像は、月曜日~金曜日までの5日間でルンバが掃除したゴミの量です
※グロ画像閲覧注意
【ゴミ画像①】
【ゴミ画像②】
皆様に誤解の無いように言っておきますが、我が家の床は、人間の見た目では綺麗です(笑)
つまり、見えていないところでも埃は溜まっていて、髪の毛や食べこぼしが落ちているということです
いや~、ルンバ導入して良かったです
掃除機を掛ける必要がなくなった分、現在は床の水拭きに力を入れています
姉妹機であるブラーバは現在のところ導入は考えていません
最後にルンバのメリット・デメリットをまとめておきたいと思います
【メリット】
・掃除にかかる時間と労力が圧倒的に減る
・人間では気づかないところまでキレイになる
・床に物を置かなくなる
・家の中が片付く
・掃除機よりも電気代が安い
・掃除機よりも壁や床を傷めない
・ペットのような可愛さがある
ルンバを導入した一番のメリットは、やはり「掃除の時間を省くことができる」でしょうか
我が家の場合、現在ルンバが掃除しているスペースを自分で掃除した場合、40分程度かかります
毎日40分の掃除機掛けは、夫婦共働きには不可能です
ましてや、小さい子供が二人の育児をしながらであればなおさらです
清潔な状態の床を保てるのはルンバのおかげです
ルンバが掃除しやすいように、余分なものを床に置かなくなったのも大きなメリットです
自然と家の中が片付いて見えます
ちなみに、娘達はルンバ980のことを「コナちゃん」と呼んでいます
名付け親は長女です
ルンバが動き出すと次女はソファーの上に飛び乗って、楽しそうにルンバの動きを見ています
【デメリット】
・意外と音がうるさい
・狭いところ(ルンバが入れないところ)は掃除できない
・維持費は掃除機よりもかかる
・ホームベースの周りは掃除できない
・関係ないものも吸い込んでしまう
音がうるさいと言っても、普通の掃除機レベルです
絨毯や畳に行くと音が急に大きくなり、吸引力が倍増しているのがわかります
維持費は掃除機よりもかかります
定期的にバッテリーやフィルター、ブラシの交換などが必要となります
ホームベースとはルンバの充電器のことを指しますが、この周辺はルンバ進入禁止エリアになっているため、人の手での掃除が必要です
ルンバのエラーが起きる最大の原因が、「関係の無いものを吸い込んでしまう」です
ヘアゴムや小さいおもちゃ、紐など、人間だったら吸い込まないものを吸い込みます
これが原因で、ルンバが停止したりします
小さい子供やペットなどがいるお家は注意が必要です
ルンバのデメリットはこれくらいです
むしろ、デメリットよりもメリットが大きすぎて、私達のような共働きの夫婦には救世主のような存在です
いかがでしたでしょうか
駆け足で紹介しましたが、ルンバの使用感は何となく伝わりましたでしょうか
この記事が皆様のルンバ購入に役立てば幸いです
といったところで本日はここまで。
長文お読みいただきましてありがとうございました。