人間力を高める致知出版社のブログ -4ページ目

【達人に学ぶ】プロとアマの違い

皆さま、おはようございます('-^*)/晴れ


あいにくの天気ですが、

週のはじめ、本日も元気よくまいりましょう!


   ***


「愚者は経験に学び

 賢者は歴史に学ぶ」


と古人はいいます。


つまり、人は

自分の体験だけでなく、


人生の達人たちに学ぶことで

さらにその体験が深みを増し、


人間的魅力、器量が

養われるのです。


そこで本日は、

90歳以上の達人たちしか

ご登場いただけないという


『致知』人気連載「生涯現役」の

エッセンスを抽出してお届けします。


   ***


日々の暮らしを温かく綴った

エッセイや古典評論で、


多くの人々を魅了し続ける

作家・清川妙さん。


40歳の時、執筆の仕事を始めて以来、
90歳を迎えた現在まで
原稿依頼が途切れたことがないといいます。


また「教えるというのは一番いい勉強法」と
古典文学や手紙の書き方講座などの講師としても
40年以上も活動を続けています。


そんな清川さんが長年愛読し、

人生の糧とされてきたのが

『徒然草』――。


本日は、『徒然草』を通して

清川さんが掴まれた

人生の真理を説きます。


   ***


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プロとアマの違い


『徒然草』では

「道の人(プロフェッショナル)」と

「非家の人(アマチュア)」との違いを

厳しく選び分けていましてね。


道の人は、一つの物事を続ける途上にも、

まだダメだ、まだダメだと自分の至らぬことを

いつも反省している。


非家の人は上手になるとすぐ天狗になって

気を緩めてしまう。


両者の差はここで生まれるのだと。


学び方や習い方についてだけでなく、

普段の仕事の一つひとつにも、

そういう意識の差は出ているような気がしますね。



(『致知』7月号「生涯現役」より)

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プロとは現状に甘んじることなく、
常に向上・前進をめざす存在。


そのことを古典の中や様々な人との出会い、
これまでの経験などを通じて
確かな実感として得た清川さんだからこそ、


卒寿を迎えてなお、現役として生き生きとした
歩みを続けておられるのでしょう。


   ***


私たちが指ひと弾きをする間に

六十五もの刹那があり、


その目にも留まらぬ瞬間を積み重ねるのが
人の一生だと清川さんはいわれます。


気を緩めず、一瞬一瞬を丁寧に積み重ねること。


普段の仕事や日常生活においても
その姿勢を大切にすることが、


『徒然草』の説くところのプロフェッショナル、
「道の人」となる術ではないでしょうか。


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月刊誌『致知』には

仕事や人生を好転させる

エッセンスが満載!!


人間力、仕事力を高めるため

ぜひこの機会にご活用ください。


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王冠2創刊32周年!人間学を学ぶ月刊誌『致知』王冠2


 『致知』7月号 特集「試練を越える」ラインアップ
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▼試練の中に光を見出して

 畠山重篤(山に木を植える漁師/森は海の恋人理事長)&
 塩沼亮潤(千日回峰行満行者/慈眼寺住職)


▼金子みすゞの詩を読む
 矢崎節夫(金子みすゞ記念館館長)


▼福島第一原発を訪問 原発・エネルギー問題はこう手を打つ
 青山繁晴(内閣府原子力専門委員/独立総合研究所社長)


▼連載「20代をどう生きるか」 伝説の証券マン時代を語る

 北尾吉孝(SBIホールディングスCEO)



…などなど、今月も各界一流人の
  貴重な記事が満載です。

 
●全ラインアップはこちら
http://www.chichi.co.jp/monthly/201107_index.html


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【ジュンク堂・工藤会長が語る】試練を越えるために

皆さま、おはようございます(^O^)/


日曜日のきょうも、

元気よく、それぞれの場で

一隅を照らしていきましょう!


本日ご紹介するのは、

『致知』7月号

「瓦礫の街に灯をともせ」

ジュンク堂書店会長・工藤恭孝氏。


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   ***


ジュンク堂書店は、

平成7年に発生した阪神・淡路大震災で

大きな被害を受けます。


当時、8店舗あった中で、なんと6店舗が

潰れてしまうという状況。


そんな中、被害が比較的少なかった店を

いち早く建て直し、街の復興への灯りをともしました。


当時関西の地方チェーンだった

ジュンク堂書店は、


被災をバネにして全国展開をはじめ、

いまでは全国チェーンの大書店となっています。


大震災という危機から

会社を守り抜くことができた所以について、


本日は、工藤氏の言葉から

学びたいと思います。


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再建に取り組む上では

「必ずできるんだ」という信念を持つこと。


「絶対にうちは大丈夫だ」とか、

「絶対にうちは潰れない」と


頭の中で何回も何回も唱え、

強くそう思い込むことですね。


そして自分が思っていると、以心伝心で、

黙っていても社員に伝わるんですよ。


   ***


試練を乗り越えた人間というのは、

何か迫力がありますよ


あぁ、こういうことがやれるんだとか、

やったらできる、という自信というのかな。


それがその人の生きる強さへと

繋がってくるんでしょうね。


   ***


大変なことや試練というものは、

重なって起こってくるものなんですよね。


とにかく悪い時には悪いことが重なって起こる。


言葉を換えると、

試練は次から次にどんどんやってくるというのが、

これまでの僕の経験ですね。


でも、その試練も必ずどこかで

峠を越える時がくる


だからその峠を越えるまでは、

負けずにただ力を尽くしていくしかない。


   ***


試練を乗り越えてこられた方の

言葉には、何ともいえない力があります。


我々もこういう方の言葉を励みに

苦難、困難を乗り越えていきたいものです。


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 塩沼亮潤(千日回峰行満行者/慈眼寺住職)


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 矢崎節夫(金子みすゞ記念館館長)


▼福島第一原発を訪問 原発・エネルギー問題はこう手を打つ
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▼連載「20代をどう生きるか」 伝説の証券マン時代を語る

 北尾吉孝(SBIホールディングスCEO)



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【SBI・北尾氏が語るpart2】仕事の極意

皆さま、おはようございます晴れ


昨日は熱中症で病院に搬送された方が

都内だけで15人ほどいたそうです。


相変わらずの暑さですが、

めげずに清々しく頑張っていきましょう(^-^)/


本日は『致知』7月号

人気連載「二十代をどう生きるか」

より、


SBIホールディングスCEO・北尾吉孝氏が語る

仕事の流儀をご紹介します!


おとといに続く、第二弾!


   ***


15万部突破のベストセラー

『何のために働くのか』などの著書で、


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若いビジネスマンたちの厚い支持を得る
SBIホールディングスCEOの北尾吉孝氏――。


日本のビジネス界の先頭を走る北尾氏が、

すでに二十代の頃、体得していた

プロの仕事の流儀とは?


仕事をする上で大事な心構えを

語っていただきます。


   ***


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仕事の意義と意思


会社に入って仕事を与えられた時、

常に心掛けなければならないのは、


いま自分のしている仕事が

会社にとってどういう意味があるのかを、

絶えず明確にすべきということだろう。


ただ漫然と働くのではなく、

その仕事の意味をきちんと掴んだ上で、

さらに改善、改良を加える努力をしていく。


そうやってその仕事の「意義」を見出し、

そこに自分の「意思」を働かせる。


要は、与えられた仕事に

主体性を持って取り組めということである。


   ***


また、集中力を欠きダラダラと

仕事をしてしまう人がいるが、

そういう人は概して成長が遅い。


やれと言われたことは一気呵成にやる。


そうやって次々と課題に取り組み、

淀みなく流れる川の如く、

仕事がどんどん流れていくような状態へと持っていく。


   ***


また一方、仕事は自分から

創り出さなければならないものでもある。


他の人の仕事を見ながら、

こういうこともしてみてはどうか、


こうすればよりよい結果が生まれるのではないか、

と考えたことを積極的に提案し、実行してみる。


   ***


そうやってひたむきに物事に取り組んでいけば、

知らず知らずのうちに仕事がおもしろいと

感じられるようになってくるはずである。


いずれにせよ、中途半端な気持ちで

臨んでいたのでは何の得るところもないだろう。


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北尾氏の学生時代、入社試験面接での

あるエピソードがあります。


最終面接で、当時の伊藤副社長から
「君たちはうちに入って何がしたいんだ?」と聞かれた時、


他の学生たちは「○○をやりたいです」と
各々希望の部署を伝えていたそうです。


   ***


その時、北尾氏だけは


「先輩諸氏からいろいろなお話を伺いましたが、
実際に働いてみるまでは

どこで何をやりたいという希望はありません。


ただ、どの部署で働いても
世界経済の中の日本経済、
日本経済の中の金融機関、
金融機関の中の野村證券というように、
常に三つの側面で考えていたい。


そして、与えられた場所で粉骨砕身頑張ります」


と答えられました。


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(二十代の頃の北尾氏/写真中央)


   ***


いま自分に与えられているこの仕事は、
どういう意味があるのか、会社にどう役立つのかを
常に考えて仕事に打ち込んでいく。


たとえどんな嫌な仕事であろうと
目の前の仕事に価値を見出し、


主体的に取り組むことが

人生を繁栄発展させる要ではないでしょうか。


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 畠山重篤(山に木を植える漁師/森は海の恋人理事長)&
 塩沼亮潤(千日回峰行満行者/慈眼寺住職)


▼金子みすゞの詩を読む
 矢崎節夫(金子みすゞ記念館館長)


▼福島第一原発を訪問 原発・エネルギー問題はこう手を打つ
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 北尾吉孝(SBIホールディングスCEO)



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