らしさ探究のススメ! -40ページ目

夏の花火のウンチク6

久しぶりのブログ更新
なのにウンチクですんません!


いや~、アメンバーの方の花火の記事を
見て懐かしいなと思ったので夏の花火の
ウンチク話をしますね。


長文なので、心して読んでください。


今から、17年前に約5年間
大阪の地元のまつりで花火打ち上げの
担当をしていました。


地元では、7年前に花火を上げなく
なったんですが、28年間、毎年夏休みの最後の
日曜日に一万発の花火を上げていました。


僕は、花火の構成や、見積もり、花火打ち上げ場所で
ヘルメットを被って、片手に黒電話を持ちながら
花火師さんに指示を出す担当をしてたんですよね。


誰よりも近くで花火を見てたんです。
火の粉も浴びてました!


では、ウンチクのはじまり、はじまり~^^


【ウンチク①】
花火の打ち上げ間隔


花火の打ち上げは、事前に届出が必要です。


大阪では府庁に届ける必要がありました。

申請時間内に打ち上げを完了しなくてはいけなくて、
一分でも申請時間をオーバーすると、始末書みたい
なものを書かされます。


もちろん、打ち上げ終了の時間も守らなければ
なりません。

しかひ、花火当日の夕方の明るい時間に上がる
呼び込み花火は何時頃上げるか申請するだけで
制限はありません。


打ち上げ中は、打ち上げ間隔を1秒にしたり、3秒に
したりとコントロールしてます。


当時、京都の花火会社と長野の花火会社に打ち上げを
頼んでいたのですが、長野の昔ながらの花火師さんは
花火の筒に直接、火薬を入れて花火を打ち上げていましたが
京都の会社は全てパソコンで打ち上げ間隔をコントロール
していました。



【ウンチク②】
花火が一番綺麗に見える天候


花火が一番綺麗に見える天候はもちろん晴れなん
ですが、もっと大切なのは『風』なんです。


風速1、2m位が一番綺麗かな^^


無風だと、花火がパンッとなり開いたあとに煙りが
滞留して花火が綺麗に見えないんですよね。


逆に風速5m以上になると、花火が流れて綺麗に
見えません


ハートとか星とかの形で開く型物と言われる花火は、
何が何だか分からない形になります。


風が強くなったら風下で見てる観客のところまで
花火カスが飛んで、場合によっては顔が煤で黒くなること
もあります。


ちなみに風速10mを超えると花火は中止になります。


以上を踏まえると、一番花火が綺麗に見える天候と場所は
晴れで風速2m、風下ということになりますね。



【ウンチク③】
花火が一番綺麗に見える県


花火を上げるには「保安距離」というものを守らなければ
なりません。


保安距離は花火の玉の号数によって距離が変わります。


打ち上げ場所から保安距離内に民家があるとダメなんです
よね。


ちなみに当時、大阪の保安距離は10号の尺玉で打ち上げ
場所から半径300m以内に民家があるとダメでした。


大阪や東京といった都市部には厳しい保安距離があるのです
が、長野県といった信州地方はほとんど保安距離がないので
花火を近くでみることができるので綺麗なんです。



【ウンチク④】
花火の金額


花火はの玉は「寸」単位で分かれて
います。


2号、3号、5号、7号と大きくなり
10号は尺玉といい、直径30センチのサイズの
玉のことをいいます。


金額は地域によって違うとは思いますが、
当時は10号玉で4,2000円前後、
2号になると2,500円にでした。


あと、花火が打ち上がっている途中に
色んな場所からドンドン花火が上がり最後は
大きな花火が上がるといった仕掛け花火や
クライマックスにも使う一連の仕掛け花火を
マスターマインといい、高く100万を超える
規模の花火もあります。



【ウンチク⑤】
花火の実数


花火の告知の広告を見ると一万発とか
5,000発初って書いていますが、実際は
そんなに上がっていません。


花火の担当をしていた時に数えたんですが
当時一万発と公表しながら、実際は3,000発くらいでした。


花火師さんに、「市民に嘘をつく訳にはいかないし
実数じゃダメなんですか」と聞くと返ってきた答えが
「何処もだいたい3~4倍の数字で公表してますよ」ということでした。
ちなみに金額は花火3,000発で1,700万円位でした。



【ウンチク⑥】
花火の名前


今は、ネットや書店などで花火の形や名前を
知ることができます。


簡単な2つだけをご紹介すると
パンッと光って消えるのが「牡丹」で迫ってきてまるで
柳の木の枝のように光ながら落ちるのが「冠」
と呼びます。


詳しくはコチラ をご覧ください。
他にも花火を上げるときは、上げる場所のその時間に
飛行機が通らないかを調べたりもしないといけないん
ですよね。


こんな風に背景や花火の名前を知ってから見ると
また違う楽しみ方がありますよ。

ではでは^^