●ベッチー的映画三昧日記
己の正義のためには殺しに糸目をつけないというアメリカン正義「ワーキングマン」
ジェイソン・ステイサムが元特殊部隊員の建設作業員を演じたアクション映画だ。
元特殊部隊員のレヴォン・ケイド(ジェイソン・ステイサム)は、危険な世界から身を引き、建設現場で現場監督として働いていた。ところが、恩人である建設会社の社長の娘ジェニーが失踪してしまい、その捜索を頼まれる。ジェニーの行方を捜すうちに、人身売買を生業とする巨大な犯罪組織ロシアン・マフィアの存在を突き止める。レヴォンは、封印していた特殊部隊のスキルを解禁し、たった一人で熾烈な戦いへと身を投じていく…。
舞台が大都会シカゴでロシアン・マフィア相手のたった一人で戦いを挑んでいくというのはなんとなく「ジョン・ウィック」に似ている。特にネオンライトに浮かぶ夜のシーンは「ジョン・ウィック」の世界観と同じように見える。そこに寡黙な男、ステイサムは映える。本作でも隠遁していた元凄腕の特殊部隊員のステイサムの強い事っていたら半端でない。次から次へ敵を殺しまくるその暴力性も半端でない。相手が悪者とはいえ、一人を助けるための、これだけ多くの人を殺さなくても良いのではと思ってしまう私はやはり日本人だな。アメリカ人は自分の正義のためには殺しに糸目をつけないということを本作でも提示してくれているのはいただけないギャグだ。
脚本がシルベスター・スタローンだが、彼なりの正義感は相変わらずだなと笑ってしまった。