最近、2歳の娘を連れていると
子ども好きの優しい男性が
増えたなぁという感じがします。
私の周りや、知り合いにも
柔らかいイメージの男性が
増えた気がするのです。
育メンなんて言葉も
赤ちゃんを抱っこしてベビーカーを
押すパパも、
もはやあたりまえになりましたね。
長男、次男の子育てに奮闘していた15年以上前までには
考えられなかったことです。
私は子どもをあやしている男性を
見ると
妙な安心感が沸き上り胸がキュン♡と
します。
男性の
優しさがチラホラ見えたりすると
守ってもらえるような
包んでもらえるような
そんな魅力を感じ取ることが
できるのです。
子どもに向けての
眼差しは
人としての深い優しさや大らかさを
感じます。
そんなふうに、ふと気付くと
世の中の流れが
男性優位の社会から
女性優位にも変わりつつあることを
感じませんか?
子育ての分野だけではなく
ビジネスにおいても
数字!目標!達成!そのために
ガツガツ尻を叩いて営業させる!
身を粉にして頑張り続ける!
そんなふうに
力づくでことを動かし貫く時代ではなくなってきました。
話はそれますが
私のお友だちのおざりんこと
小澤勝也さんは
折箱製造日本一の会社の2代目社長さん。会社が倒産する寸前に
『愛の経営』をされるようになってから
業績がグングン伸び日本一にまで上りつめたのだそうです。
それまでは、営業マンの尻をバンバン叩く嫌な社長だったそうで。苦笑
今では想像もつかないほど
物腰柔らかくて楽しい方です。
愛、優しさという在り方は
まさに女性性寄りの経営だなと
感じますし
今の時代の流れの象徴のように
思えます。
女性が社会(男性社会)へ進出したことで
心身ともにバランスを
崩した女性がたくさんいました。
女性が男性に負けないように
ガツガツするということは
本来の女性としての素晴らしい面に
フタをしてしまうことに繋がり
たくさんの無理をせざるえませんでしたね。
私が
息子2人を抱えてシングルマザーに
なったときは
もう半分が男なんじゃないかっていうぐらい 苦笑
一家の主として頑張ってました。
責任ある仕事で部下もいたので
常に気がはりっぱなし。
それでも
仕事はとても楽しくて
自分への自信につながったけど
家に帰ると家事をする以外は
まるでお父さんのようでした。
思春期の息子たちに
負けちゃいけないって
とにかく1人で背負いこんでたから、
息子とも衝突ばかりで。
私が周りにも男性にも上手く甘えることが
できず
全てを1人で抱え込んでいたんですね。
私の身体が悲鳴をあげてやっと初めて
本来の自分と
今ある自分との間に
たくさんの誤差があることに 気付きました。
女性は男性の社会で生きていくことは
とても大変なことです。
あなたも感じませんか?
緩やかな母性溢れる時代が
すぐそこまで来ているなって。
会社勤めをしている方はわかりにくいかもしれませんが、
世の中の流れは確実に変わってきています。
男性性優位な流れから
女性性優位な流れに変えていくことで
家庭も 社会もますます
よくなっていくと私は思います。
父性溢れ、穏やかな女性性優位な男性と
生み育てる強さを持った女性の中の強い男性性のバランスこそが
これからの新しい世界を創造していけるんじゃないかなって思うのです。
それは
男性の能力が女性に劣っているなどの
勝ち負けではなく
まさにそれぞれの良さを生かした
共存の世界にしていくことで
女性がキラキラ輝き
家族の笑顔や
真の平和に繋がっていくのではないかなと思うのです。
『イヤイヤ、俺が稼いでるんだから
おまえは3歩下がって
いう事をきいていればいい!』
そんな昭和なことを
言い続けていたとしたら
男性もプライドという鎧をつけたまま
常に走り続けなければいけませんよね。
そんな戦いの時代は終わりつつあります。
男性がガムシャラに頑張るのではなく
時に女性に甘えながら
女性をサポートしていくことで
たくさんのいい循環が生まれるのではないかなぁ。
男性が料理や家事、子育てを
女性に当たり前に望むことも
そろそろ終わりの時代になってきたようです。
大学一年の長男、
そろそろ家を出して
『お母さんがやって当たり前
女性がやって当たり前』から卒業させようかなと思います。
おやつに
もっぱらトウモロコシ。一本ぺろり
今日もお読みくださり
ありがとうございました。