ちびリラのブログ
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尋問のスキル

 期待した答えが返って来ないことが十分予想できる場合に,期待した答えが返って来なかったからといって,相手を非難しても始まらない。
 それで尋問者が感情的になってしまうとしたら,それはある意味で相手の答えに「依存」してしまっていることにならないだろうか。

 理不尽な質問や高圧的な質問で相手の感情を揺さぶり傷つけて,その結果なんとか自分の期待する情報を引き出せたとしても,それはプロとして公正な態度と言えるのだろうか。

 引き出せた情報だけを元にして,説得的な推論を組み立て,自信を持って判断を下す。これは自分のものの見方,判断力,想像力はもちろん,それらの総合としての全人格が問われかねない場面である。躊躇したくなる気持ちは分かるが,そこに踏み込まずして,尋問者への信頼も得られず,ひいては,尋問者自身の成長も果たせないのではないだろうか。
 そして,上のような過程を経て出された判断であれば,説得力も持つし,判断を受ける者の納得にもつながりやすいと思う。