本を読みました。

お天気の悪い休日は本を読んでいることが多いです。
今日、読了したのは、『もしすべてのことに意味があるなら』。

がんを経験し、現在マギーズ東京を運営されている鈴木美穂さんの著作です。
わたしの(現在の)本職は保険業です。

…現在の、とわざわざ書いたのは、転職癖があって、とにかくいろんなお仕事をしているから…

先日、お会いしたお客さまから、マギーズ東京のことをお聞きし、興味を抱いて検索したところ彼女の名前に行きつき、著作を知りました。

仕事柄、何冊かがんに罹患された方の著作を読ませていただきましたが、みなさんに共通しているのは、前向きな方が多いということでした。
この本を読んでみて感じたことは、
今やりたいと思ったことは先延ばしにしない!
ということ。
みなさん、とりあえずやってみよう!と行動されている。だから、前向きにならざるを得ないんですよね。
もちろん、病気によって弱気になる自分を鼓舞するということもあるのかもしれません。
でも、各々の環境によっては、たとえ健康であったとしても、自分を不幸だと思ったり弱気になってしまうことってあります。
そういうときに、どう考えたらいいのか、教えてもらったように思います。

そして、
“準備が整ったときに出会うべきものと出会えるようにできているのだ”
という言葉になるほどなぁ、と思いました。

そのチャンスを逃さないことも重要ですが、若い時にはできなかったこと、チャレンジしたかったことが「今だからできる」っていうこともあるのだろうな、と素直に思えたのです。


わたしはもう50代ですが、100歳まで生きられる時代の今、健康でありさえすれば、やっと折り返し地点に来たところ。
ひとり息子も成人したし。

鈴木美穂さんのように病から学んだわけではありませんが、今まで生きてきた数十年、決して無駄ではなかったんだと思って。

夢に向かって一歩一歩歩いていきたい、と、思います。