10代、つまり中高時代、毎日毎日生きているのがずっと苦痛で苦痛で仕方なかったな~。毎晩枕を濡らしていた涙がいつの間にかすっかり出なくなっていて、気が付いたら死ぬことしか考えられなくなっていた…。
理由は色々あったんだけど、特に15,6歳は自殺衝動に駆られていて、どうやったら上手くこの世から消えることが出来るか。そんなことばかり考えていて、いつ行動に起こしてもおかしくなかったし、死ぬことなんて全く怖くなかった。むしろ死んでしまうことに安堵を覚えていた。今考えるとそれって大鬱病だったんだけど。当時はね、精神科に行くって発想が無かったし親には全く理解してもらえなかったどころか追い打ちをかけるように罵詈雑言を浴びせられたし。
あぁ、生きていて良かった。自殺なんてしなくて良かった。生きてるって素晴らしい。まだ若かった20代30代は本気でそう思っていて、生きている、それ自体が幸せなことなんだって。あんなに嫌なことばかりあったのに。散々な目に遭ったのに。
それでもやっぱり鬱の波は不定期に襲って来ていたんだけど、死にたい、自ら命を絶ってしまいたい、とまでは考えなかった。人生80年って言われる時代。まだまだ折り返し地点は先。一縷の望みを持っていたんだろうね。
40代に入って、「あぁ~、やっぱり10代の時に自殺しとけばよかったな~。あの頃なら死ねたのに。」って後悔することがしばしばあって。裏を返せば、今は死にたくても怖くて自殺なんて出来ないからまず99%しない(笑)。寿命を全うするしかないんだなって諦めた。
あぁ~~~!でもやっぱりあの頃なら死ねたのに。何のためらいも無く。はぁ~・・・
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