演劇好きな友達がおすすめ演劇情報をメールしてくれて、しかもそれがおもしろいので、

「お礼におすすめ本を送るね!」

と約束。

・・・したはいいものの、本棚をさぐっているうちに気になっていた本を見つけて読みふけってしまいました。


「僕のお父さんは東電の社員です」/森達也 著+毎日小学生新聞 編
¥1,470
Amazon.co.jp


毎日小学生新聞の記事に寄せた1人の少年の手紙から始まる、

小学生から大人までの手紙を集めた本。


この本に関してamazonに載っている意見は様々だけど(多くは批判)


「東京電力が全部悪いの?みんなの責任はないの?


という正解の見つからない疑問をみな真剣に考えている。」


に尽きると思います。


この話題は人と話し合う機会がない。

きっと感情的に、さらには喧嘩になってしまうと思うから。


だから投書や手紙のようなスピード感での意見の出し合いがちょうど良かったのだと思います。


答えはやはり出ず(森達也さんが終わりにまとめているが)、

でも「こんな風に意見を出し合える場所があったらいいな」と思わせる本です。

賢者を1人中心に置いて。



サラの鍵 (新潮クレスト・ブックス)/タチアナ・ド ロネ
¥2,415
Amazon.co.jp

フランスでフランス人の手によって為されたユダヤ人迫害を、

その時代の1人の少女とそれを追う女性ジャーナリストのストーリーに沿って描いている。


映画にもなりました。

初めてフランスの目線から見たあの時代を読みました。

そもそも私はこの本を読むまでヴェルディヴ事件を知りませんでした。

著者はフランス生まれでありながら、

フランスの「自分達にとって都合の悪い歴史は見たくない」という感情も生々しく描いていてドキッとします。


終わりはそうなるんだー、など、色んな意味で新鮮な本です。



2冊とも読んで良かった!

けど、本来の目的も果たさねば・・・・