
本日のpatchも「本日のTシャツ」に戻って、「CAP10K」2014参加Tシャツ。
CAP10K、10kmランの日。
前夜から雨。天気予報はレースの間、雷雨。
参加するつもりで早起きしたのは良いけれど、出掛けたものか迷う。
これがハーフやフルマラソンであれば、雨でも迷い無く出かける。
だげ今日は10km。
距離的にはいつでも自分で走れるコースがあり、わざわざ雷のリスクの中出かける意義が少ない。
最後まで迷いに迷って、とりあえず出かけることにした。
スタート地点に到着すると、雨も止み、雷の兆しもなし。
かえって陽射しがなく、気温も低めで湿度もあり、走りやすそうでさえある。
13000人のランナーと、曇り空の下、10kmのスタート。

この大会はオースティンの街の中心をぐるりと周るコース。
ダウンタウンの街並みを、いつもはショーのタイトルが掲示される劇場も「ハッピーランニング!」とランナーへの声援が並ぶ。

オースティンの中心アイコン、テキサス州議事堂も眺めながら通過。

この大会、仮装ランナーも多かったのが、年々少なくなってきたように思う。
今回見かけたのは、このテキサス・ロングホーンの衣装でベビージョガーを押しながら走っていたランナーくらい。

この方、スピーカーでテキサス大学マーチングバンドの演奏を延々流しながら走っている。
その演奏が「線路は続くよどこまでも」が、終わるとまた冒頭に戻るという繰り返し。
線路は続く・・・いや、今日は10kmで充分っす。
ハーフやフルマラソンに比べ、あっという間。
レースは終了。

ゴール後手渡されたリフレッシュメント。

カップ入りのギリシャヨーグルトは、スプーンが配られない。
「これ、どうやって食べろと?」その疑問、人それぞれに解決法があみ出されていく。
カップのふた部分を取り去り、折りたたんでスプーン代わりにする人。
一緒に配られていたグラノラ・スナックをスプーン代わりにする人。
必要は発明の母なり、というと大袈裟ではあるが、あるものでどう対処するかIQテストのよう。
こうして走り終わった頃、雨がポツリポツリ降り始めた。

良かった、レース中空がもってくれて。
気持ちよく会場を後にした。
PS.その後、一斉に岐路に着くランナーの波で駐車場から出れず、1時間以上。
雨空の下、昨日手にしたCDを聴きながら、ひたすら待つ。
早く帰りたい気持ちと、雨の風景に似合うジャズをずっと聴いていても良い気持ち。
忍耐の待ち時間、音楽は素敵な相棒。
余談:メインストリームなiphoneでない私のスマホ。
ゴール後、写真を撮ろうとしたら「撮ってあげますよ。で、その代わり僕のをよろしく」と言われた見知らぬランナーと写真の撮影交換。
「正しいボタン押したか不安だけど・・・」と戻ってきたスマホ。はい、間違ったボタン押されたようで、私のゴール地点でも写真、ナシ。
その他にも何人かに「写真撮って」と頼まれたけれど、渡されるスマホは見事にみんなiphineだった。
次回から、写真を頼むときには「ここを押してね」とちゃんと説明を忘れずにおこう。それがマイナー派の掟。