一応、決まった置き場というのがあるにはあるが、帰宅時に荷物を抱えていて「とりあえず」違う場所に置いたとか、電話がかかって来て違う場所で使ったとか、家の中で行方不明になる。
そんな時に思い知らされるのが、短期記憶力の低下。
最後、どこで使ったか、どこにおいたか、そういった記憶が、昔のようにビンゴで蘇ってこない。
今日もそうだった。
出かけようとして携帯を探すこと5分以上。
見つからないので、携帯なしで出かけた。
やれやれ・・・
そんな探し物が見つからないときに使えそうな商品が目についた。
「タイル」と言う名の商品。
小さな四角いタイル状のものが微弱電波を出しているらしく、その「タイル」を例えば車の鍵のクーホルダーにくっつけておけば、携帯電話に入れたアプリがその電波を受信し、在り処がわかるというもの。

似たような商品で、電池式ワイヤレスのタグをつけておけば、探したいときに音を発して在り処がわかるものを使ったことがある。
こちらは便利だったけれど、ワイヤレスの許容範囲が狭くて、家の中でも歩き回らないといけなかったりした。
結局、鍵束につけていたタグが壊れて付けられなくなった時点で、使わなくなった。
「タイル」の方も、近づくほど電波が大きく反応するという方法なので、歩き回らないといけないようだ。
それより一つ大きなネックなのは、タイルを付けたモノを探すのに使うのが、アプリを入れた携帯電話である事。
私が、出かけるときに見当たらなくて探す物の第1位は、携帯電話。
携帯を使って携帯は探せない。
どこに置いたか思い出せる記憶力の回復が一番望ましい訳だが。