NYC地下鉄トークン | 今日もTシャツ@TEXAS

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コレクションのTシャツのリスト作りも兼ねて毎日1枚づつにスポットをあてて掲載。Tシャツ掲載終了後はピンズのコレクションへと移行、続いて「貯まってしまったこんなもの」を掲載しつつ、日々の呟きを。→ほぼTシャツブログに戻りました。基本ランニング関連です。

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本日のガラクタコレクションは、ニューヨークの地下鉄乗車トークン
かつては、ニューヨークで地下鉄に乗る際に、このコインを購入してゲートに投入する「切符」であったもの。
2003年にこのコイン式は撤廃され、現在はカード型切符に完全移行している。


夏休み。
息子は近々「海外ツアー」に出かける。
家族で日本や英国に出た事はあるが、家族旅行でないのは初めてになる。
家族なしで、飛行機を使うグループツアーに送り出した事はあるが、どれもアメリカ国内。

一応、グループで出かけるものではあるものの、もちろん準備は各自だし、旅行中も全体で行動しない「自由時間」も多い。
ホテル等は手配されているけれども、食事は基本、各自で勝手に、だ。
しかも一箇所に留まる滞在型でなく、7カ国を巡る。

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だというのに、全く下調べも準備もしていない様子な息子。
こちらの方が心配になる。

何せ、田舎の、安全な地域で育った息子。
大勢の人が集まるような公共の場所でも、カバンを置いたままどこかに消えていたりするなんて言うのも平気でしてしまう。
最近でも、友人グループで行ったオースティン以外の市のファストフード店で、先に追加注文に行った友人たちを追って、テーブルに「席取り表示のため」財布を置いたまま追加注文にカウンターに行き、戻ってみると財布がなかった、なんていう事も起こしている。
貴重品でないと捨てるために置いていったと思われるから、席取りには貴重品を置いていく方が意思表示が出来るし、貴重品なら誰も触れないだろう・・・と、わざわざ財布を置いて行ったのだ。
この「貴重品なら誰も触れないからOK」の感覚。
「都会の世知辛さ」みたいなものに疎いのだ。

ツアーの説明でも、「パスポートは首から提げるシークレットバッグ等で肌身離さず携帯する事」と説明されていた。
こういうの、やっぱり万国共通なのだわ。
(米国政府のHPにも、「シークレットベルト」の使用奨励が記されている。)
と、昔私も使ったことのある、シークレットバッグを買いに出かけた。

もともと「そんなのいらない」と言っている息子。
どちらのタイプなら納得して使うかわからないので、ベルト型とネック型両方を購入。

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いくつかあったネック型も、なるべくかさ張らずに、衣服の中に隠せる形のものという点と同時に、ネックストラップがしっかり縫い付けられたもの、というポイントで選んだ。
危機感を持たない息子には、ポケットがふたがなくて逆さにすれば中身が落ちる形や、ネックストラップが着脱式のものなどでは、「気がついたら中身がない」「気がついたら本体落としてた」などという事がおきかねないように思えるのだ。

「かわいい子には旅をさせろ」というのには、旅で世知辛い世の中を知ったり失敗したり等という、苦い経験も経て成長する事も含まれているであろう。

でもやっぱり心配。
パスポートをなくしたら、再発行の期間、現地足止めになるわけだし。
しっかりした子供の親なら、こんなに心配しないで済むに違いない。

というか、やっぱり息子、あまりに「ちょっとそこまで」気分過ぎないか?


BGM「追いかけてヨコハマ」中島みゆき
♪旅の仕度をした人ばかり