
本日のジャンクは、ペニープレスで、ルイジアナにあるUSS-KIDD博物館で刻印した、P40戦闘機のペニー。
息子の高校、今日は警備が強化され、校内に警官が配備されたりしている。
騒動の発端は昨日。
生徒が、トイレの壁の落書きを見つけ、学校オフィスに報告した。
落書きの内容は、5月3日金曜日に学校でなにか物騒な事が起こるのを示唆したものだったらしい。
サンディフックの小学校乱射、ボストンマラソンの爆破・・・こんなご時勢、トイレの落書きといえども無視するわけにもいかない。
学校側は校内に怪しい物がないか、くまなく捜索。
放課後も、警察も加わって更に校内を捜査し、落書きに示された日である今日は、校内に警官などが万が一に備えて配備される。
生徒の親には、事の説明メールとともに「通常通りの授業を行いますが、お子様を登校させるかは親の判断を尊重します」と。
トイレの落書き・・・
多分、子供のたわいない落書きが、こういう時だから大事になっちゃったのではないか。
息子は何の迷いもなく、通常どおりに登校していった。
送って行くと、学校の周りも、警官やニュースカメラ等でいつもとやや違う光景ではあり、とりあえず息子には「何かあったらちゃんと逃げろ!生きて帰って来いよ」と、送り出す。
幸い、数時間後には「安全が確認され、警備強化解除」のメールが届いた。
何事もなく無事帰宅した息子の話を聞いて驚いたことが2つ。
まず、「登校するかは親の判断」とされた結果、生徒の3分の2程が登校しなかったという。
ある授業などは、「出席生徒数4人だけだった」と。
迷いもなく登校させた私の判断は、少数派だったのか・・・と、多数決で何が決まるわけでもないが、私は危機管理の感覚が乏しかっただろうか。
そしてもう一つは、大事を取って不登校な親の判断とはまったく逆に、あっけらかんな生徒たちの存在。
落書き事件で、校内に警官などが配備されているという状況の日だというのに、「シニア・プランク」と呼ばれる、12年生が卒業記念にちょっとしたいたずらをするとうのを、実行した生徒がいるらしい。
今回のその「いたずら」というのは、校内にたくさんのコオロギを解き放つというもの。
学校側にとっては、警官が校内パトロールしている日に、コオロギがウジャウジャで騒ぎになるなんて避けたい出来事だったに違いないし、更に衛星管理上、校内に異常な数の虫がいてはいけないというような衛生基準だかなんだかかもあるらしい。
早速、防犯カメラが解析され犯人探しが始まる。
息子の友人等「カメラに写った後姿と同じ上着を着ていた」ために確認に呼ばれたという。
そうして確認に呼んだ生徒の中に、コオロギ事件とは無関係だったのに、「持ち物から所持していてはいけないケムリもの」が発見されたため、即、ヤブヘビ逮捕に至った生徒もいたらしいとう噂。(事実か、ただの面白がって作られた噂かは、不明)
トイレの壁の落書き。
そんなものも無邪気に見過ごせはできないご時勢。
そして子供の安全に対する親の判断。
更には、そんな物々しいなかでも無邪気に卒業記念のいたずらを実行する高校生。
ある意味、いろいろと考えさせられる1日だった。
・・・てか、もしかして「5月3日に何かが起こる」的な内容の落書き、「コオロギ騒ぎ」を示唆するものだっただけって事はないのか?
BGM「ランナウェイ~こんな雨じゃ」斉藤和義
♪こんなところで殺されるくらいなら 俺は逃げる