
ジャズの巨匠、デイブ・ブルーベック他界。
カリフォルニアの大学に「デイブ・ブルーベック音楽学校」がある。
今年の初め頃だろうか、ポール・デスモンドを師と仰ぐ息子がその存在を見つけた。
ブルーベック本人も教授として現れるのだろうか、だとしたらすごいよね~等と、息子の目が夢見ていた。
が、その時もブルーベックは体調を崩して入院した病院から退院したばかりだった。
学校のサイトには「ブルーベックが退院する際に、お世話になった医師や看護婦さんたちに感謝してテイク・ファイブを生演奏」などと書かれていたのだ。
もしかしたら、もしかしたら、ブルーベックに合えるかも、などという夢も絶対に叶わない夢になってしまった。
ブルーベックと言えば有名な「テイク・ファイブ」。
ブルーベックのアルバム「タイムアウト」に収録されており、ブルーベックの曲として知られているが、この曲、作曲したのはサックスのポール・デスモンド。
そして1977年にデスモンドが他界した際、曲の権利を赤十字に委ねた。
と言うわけで、それ以降、今でもこの曲の印税は赤十字に支払われているのだそうだ。
今日はブルーベックをしみじみ聴こう。

本日のピンズは、アトランタオリンピックのメダル型ピン。
ブルーベックに心のメダルを贈る気持ちで。
BGM「テイク・ファイブ」デイブ・ブルーベック