
クラフト雑誌に、オタク(ナード)Tシャツの作り方が載っていた。
見てみると、「作り方」なんて大げさじゃない?、と思うくらいのシンプルな、布用ペンでイラストを書くだけのもの。

(これ↑が雑誌に載っていた作品)
がしかし、ついていた型図になぜか心ひかれるのは、私がオタク的だからなのか。
型図をコピーし、それを布に転写できるシートも買っておいた。
刺繍をしようと買っておいた安いTシャツのなかで、白いものは刺繍には向かないと判断したので、それを使って遊べるかな、と。
いざ試そうとすると、転写シートが見当たらない。
まあいいや、下絵も手書きでいっちゃえ。

初めて使った布用マーカー。
油性マジックと同じかと思ったけれど、さすが布用。にじまない。
線の太さが均等に描けない。
けれど、太さを整えようと手を加えると、線がどんどん太くなって入っちゃいそうなので、妥協。

遊びで試すだけなので、布マーカーは5色セットで充分と思ったけれど、もっと色が欲しかった。
できあがってみたら、なんだかバランスが悪い。
ポケットはシャツと同色で白で良いのだけれど、なんだか隙間風が吹くような淋しさ。

う~ん・・・
どうせお遊びなのだから、ポケットをあえてボディーの白と同じにしないで、袖と同色の黒にしてみてはどうかな。

そうしてできあがった「ナード」Tシャツ。

やっぱり黒のポケットは重いなあ。
最初の、モノクロの線画の型図がキッチュなポップで一番良かったかも。
で、作業を楽しんだあとの、できあがったコレ、どうするよ?
息子の学校やバンドで「今日は**な服装で登校しよう」という日があり、「ナード服の日」もあったりするようなので、そういう時にウケ狙いで使ってもらえないかな~?
Tシャツに布用ペンでイラストを書いている間、思い出していた。
秋の高校の教室。
高校の体育祭で、クラスでお揃いのシャツを着ようということになり、有志が放課後集まって、安い白Tシャツ(というか、下着)に、当時はやっていたマンガのキャラクターを手書きしていった。
あのTシャツの出来は、よそのクラスのお揃いシャツの方がかっこよく出来ていて、本音、「負けた」と思ったけれど、楽しかったなあ。
と思い出し、なんで今、高校生の文化祭準備みたいなことやっているのかねえ~と、自分に苦笑。
本日のピンズは、ポケットと同じ形ということで選んだ、アトランタオリンピックのUSAピン。
BGM「ポケット・カリキュレーター」クラフトワーク