
アディダスのパーカー・ジャケット。
息子がキャンプに着て行き、キャンプファイヤーの火の粉が飛んできて前面に穴が開いた。
更にポケットの縫いつけ部分も、引っ張られて本体側がやぶれてきた。
それらの穴をワッペンを縫い付けて隠して着ていたら、今度はファスナーがダメになった。

これはもう着られない。
かといって、それほど着たわけでもなく、このまま捨てるのは惜しい。
じゃあリメイクで何か作っちゃえ~。
で、無難なミニ・トートバッグを作ることにした。
素材として利用するだけでなく、「元はあのジャケットだ」と、リメイクだという事を強調したいので、パーツも利用し、完成したスポーティーなミニ・トート。

表面にはアディダスのロゴ刺繍がついた左手側のポケットを、

裏面には右手側のポケットをアクセントに利用。(写真ではみえにくいけど)
ただし、ポケットしてはかなり浅い状態になっているので、この状態で物を入れて使うとかなりの確立で落とすのではないかという、使えない飾りポケット。
作成中に、手持ちのトートに仕上げるか、ショルダーバッグに仕上げるか迷って、最終的には見た目のバランスが良いトートにした。
その上で、サイドにループを付けて、ショルダーとしても使えるようにしておいた。

リメイクなので、生地のダメージがほとんどない背中側から1枚取りできるサイズで適当にカットして作り始めたのだけれど、完成してびっくり。
あれ?もしかしてこのサイズ・・・と試してみたら、

なんと、iPadがスタンドカバー付きでちょうど入るサイズ。

偶然にも、iPad用に作ったかのようなサイズに出来上がっていた。
いやほんと、元のパーカーは子供用XLサイズで、そこから切り取れるサイズで作っただけなのよ。
なんだかすごくない?恐いくらいのフィットサイズ。
まあそんなサイズより、ポケットと袖のラインを利用したデザインが良い感じじゃない?と、かなり満足の出来。
どうよっ!
本日のピンズは、アーカンソー州のマウント・マガジンのピン。
パーカーがキャンプファイヤーの火の粉で穴が開いたの、ここでのキャンプだったかなあ?
BGM「アナーキー・インUK」セックス・ピストルズ
♪I wanna be 穴あきー