
昨日で9年生が終わった息子。
今日は卒業式に出かけて行った。
といっても、もちろん卒業するわけではない。
卒業式典で、校歌などを演奏するバンド要員としての参加。
学校のバンド授業では、4つのバンドが編成されていて、こういうイベントに代表して参加するのは通常第1バンド。
しかし、卒業していく12年生の比率が高い第1バンドだけでは卒業式演奏はできないので、今回は特別に第1と第2バンドが合同(除:12年生)で、即席の「卒業式バンド」が編成された。
第2バンド所属だった息子も、サックス隊として式典での演奏に参加というわけ。
卒業式なので、やっぱりきちんとスーツ。
今日のネクタイ・コーディネート

細かい模様は・・・

サクソフォン。
誕生日用に注文していたのが今日ちょうど届いて、誕生日まで待つとしばらくネクタイ着用のチャンスもなさそうだから、ちょっと早めに渡したら早速着用とあいなった。
サックス柄ネクタイで見送る卒業生には、もちろんバンドの先輩たちもいる。
そのバンドの卒業生から、息子も「遺産」をいただいた。
と言っても、形のあるものではない。
毎年恒例らしいのだが、卒業生たちが、残る後輩たちに「Senior Wills」というのを作成するという。
Will、つまり遺言状。
去っていく先輩が残していくお言葉のようなもの。
息子も先輩たちから「お言葉」を頂戴した。
内容は「もっと練習しろよ!」とか「お前のニックネームかっこいいからずっと使えよ!」とか、まあそんな感じ。
中で複数言及されていた息子のニックネーム。
そのニックネームは、バンド内で付けられる、いわば仲間うちだけの楽屋落ち的ニックネーム。
息子は自分に付けられたニックネームを自分でも気に入っている。
で、そういえば何でそういうニックネームが命名されたのだろう?
と、きいてみると・・・
「実は偶然、違う先輩から2度同じニックネームを付けられた。最初は8年生のバンド説明会で自分が入学するときにはいない当時の12年生が付けた。でもその人はいなくなってニックネームも正式ではないと思っていたら、入学後別の先輩が同じニックネームを命名してきた。」
と。
で、肝心の「理由」は?
「知らない」
あ、そうなの・・・
気に入って居ることだし、先輩から渡された遺産のひとつとしてご使用くださいまし。
なんでも、ラテン語で「KING」という意味なんだそうで・・・。
キングかあ~
王様・・・?
いや、アメリカだから違うよな。
あの「王様」に似てるとか、そういうんじゃないはず。
本日のピンズは、カリフォルニア大学バークレー校の卒業生ピン。
BGM「さよなら友よ」by山田パンダ